隣 の 君 に 幸 あ れ 【SEKAINOOWARI】

＃22 ページ23

彩織「こーけこっこーーーっっ！朝だよ！練習しよう！！｣


珍しく朝から大きな声を出してノックも無しに部屋に入ってきたのは彩織ちゃんだ。


「んーだようるさいなー｣


私は朝が苦手だ。
不機嫌そうな声を出して一声唸った。



彩織「それはないでしょー、練習しないの？｣



そうだ。練習だ。
昨日は夜遅くまで練習して完璧にしようとしてた。


だが睡魔に負けてしまったみたい。


わたしはうとうとしながらも身体を起こして彩織ちゃんの後ろにつきリビングに降りた。


そこには昨日と変わらぬLOVEとなかじん

なかじん「おはよー｣


ああなかじんは早起きだな。
スマホをいじりながらも挨拶をしてくれる、


「おはよ｣



L「おはようー｣


LOVEは最近買ったであろう新品の靴を磨きながら言った。

なにかシカトしたらウケるかな？と考えついてわたしは返事をしない。


L「……え、、｣


くすっ、となかじんと彩織ちゃんの笑い声が聞こえる。どうやら成功したようだ。
そんな思いに自分でも笑ってしまう。


「慧くんは？｣


彩織「Aと一緒で朝が嫌いなのは知ってるだろ｣


LOVEの敵を取ろうと彩織ちゃんは毒舌になった。


「あっそう。笑｣


ふっ、と鼻で笑われてしまった。


ああ、大好きな慧くんに早く会いたい。
ただそれだけを考えてずっと待っていた。



慧「ん……あ、おはよう｣


私と同じく憂鬱そうな声の慧くん。

「おはよ｣
誰よりも早く私は返事を返した。
そのとき慧くんと目があった時、胸が高鳴った。



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すいません。週1のペースで更新してます。(
私が休んでる間にもお気に入りが増えていて嬉しいです。ありがとう大好き((
ちょっとなんか書き方変わった気がするけどわたしはこっちのほうが文才上がったと思ってて
自己満足っす。
これからも応援してくれると嬉しいです。おねがいします。

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