隣 の 君 に 幸 あ れ 【SEKAINOOWARI】

＃17 ページ17

深瀬side



「「…………｣｣



気まずい空気で、



顔を見合わせてお互いの真っ赤に染まった頬を見つめている。





『私みたいに、諦めないでよ』



俺にはなんとなくわかった。






もう、着いた。



よろよろと観覧車から出て、歩き始める。




でも。さっきとは違う。。




手を繋いだんだ。




温かい、俺より小さい手。





失敗、じゃなかったから幸せだと思えた瞬間だった。





「楽しかったね｣



深瀬「楽しかったよ｣



「また行こうね｣



深瀬「うん。また一緒に行こっか。｣





必ず、また行く。



初デートの此処に。




この日のことは、


絶対に忘れられない。





いつの間にか、俺の手は




Aの熱い手より




熱く、リンゴみたいになっていた。




＊

作者の恋瀬莓です。


短くてごめんなさいね。



このLOVELOVEは、伝わったでしょうか？




最近、うまく文章かけなくて、



更新が遅れています。



スランプのような感じです。



なので、更新遅くなるかもしれません。



こんな状態ですが、応援してくれると嬉しいです。

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