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さとみside
あの夢を見たくなくて、寝れなくなった俺は体調不良になった。
でも、頼れるやつはいない。
もう、みんなが怖くて、怖くて、どうしようもないんだよ。
トントン
扉をノックする音に体が大袈裟に反応する。
誰だろう。何を言いに来たんだろう。もしかして、刃物持ってて刺されたら…
色んな考えが頭を回る。
ジェル｢さとみくーん。おる？｣
怖いし、体が重たくて思うように動かないしで、俺は、部屋の前で扉を塞ぐようにして倒れた。
ジェルside
ドンバタ
扉にぶつかる音の後、倒れる音が聞こえてきた。
ジェル｢え、ちょ、さとみくん？さとみくん！｣
扉を開けようにも、扉の前に倒れているのか扉が開かない。
どうしよう
どうすれば
焦っている頭で必死に考えて出した答えはさとみくんごと扉を押す事だった。
さとみくんには悪いけど、これしか方法がない。
扉を頑張って押し開けた。
息荒く倒れているさとみくんを抱き上げベッドに運ぶ。
意識のないさとみくんにこんなになるまでどうして頼ってくれんかったんやろうかって考えてしまう。
みんなに事情を話し看病をし始めてから少しの時間が経った頃、急にさとみくんが魘されだした。
ジェル｢さとみくん？｣
起こすべきがいなか、考えた末起こすことに決めた俺はさとみくんを揺する。
ジェル｢さとみくん！おきて！さとみくん！｣
さとみくんはパッと俺を見た途端。
さとみ｢やめてくれ！！！｣
そう叫んでベッドの端により、布団を盾にするように丸まった。
そこで気づいた。
さとみくんの恐怖に。
さとみくんは、俺らを怖がっとる…。
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かえで - 読みやすくて いい小説でした。応援しています！ (2021年3月18日 14時) (
レス) id: e7d6101d06 (このIDを非表示/違反報告)
コロン - 始めまして とても好きな小説でした これからも頑張って下さい (2020年8月5日 16時) (レス) id: 8f18360a6e (このIDを非表示/違反報告)
暁紫(プロフ) - ゆらさん» リクエストありがとうございます！実はリクエスト受け付けていなくて……ですが！書いてみたいと思ったので今回特別にリクエスト受けようと思います！必ず書きますのでお待ちください (2020年1月13日 16時) (レス) id: 00f0e4e8d6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆら - リクエストいいですか？？ころんくんが喘息持ちで、みんなが集まった時に発作を起こしてしまうお話が見たいです！ (2020年1月13日 16時) (レス) id: 91e107808a (このIDを非表示/違反報告)
暁紫(プロフ) - ワロさん» コメントありがとうございます！面白く読んでいただけて作者として嬉しいです！これからもよろしくお願いします！ (2020年1月4日 19時) (レス) id: 00f0e4e8d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：暁紫 x他1人 | 作成日時：2019年11月24日 23時
