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莉犬side
なんかだるい
起きた時だるくって起こしに来てくれたるぅとくんに体調悪いって素直に伝えてしまった。
いつもなら言えなかったのに、それだけ体はしんどいのかもしれない。
「はぁ…しんどい…」
ベッドに身を沈めて、頭に腕を乗せて視界をなるべく暗くする。
そんなことをしていると控えめに扉をノックする音が聞こえた。
莉犬「だれ?」
だるくてだるくてベッドから動けそうにないから、声だけで入ってきていいと言った。
入ってきたのはジェルだった。
ジェル「莉犬、大丈夫か?」
莉犬「…だいじょうぶない…」
ジェルなんかに弱音なんか吐いちゃって、、
ジェル「とりあえず熱測ろか」
そう言って、着々と看病の準備をしていくジェルくん。
熱はそんなにないみたいだけど微熱くらいらしいから安静にって頭撫でられて、布団を丁寧にかけてくれた。
なんか、ジェル優しいな。
元気ない感じ。
変に思って何となくジェルの手を握ると、いつもは暖かい手が今日は冷たかった。
ジェルも体調悪いのかな?
定かでない視界の中、ジェルの顔を見る。
いつも通り…んー、いつもより青白い気がする。
そんなことをしている間にも、ジェルはとんとんと規則正しく眠気を起こさせて、
俺は意識が落ちていく中、
莉犬「むりしちゃ、だめ、だ、ょ…」
そう残した。
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かえで - 読みやすくて いい小説でした。応援しています! (2021年3月18日 14時) (レス) id: e7d6101d06 (このIDを非表示/違反報告)
コロン - 始めまして とても好きな小説でした これからも頑張って下さい (2020年8月5日 16時) (レス) id: 8f18360a6e (このIDを非表示/違反報告)
暁紫(プロフ) - ゆらさん» リクエストありがとうございます!実はリクエスト受け付けていなくて……ですが!書いてみたいと思ったので今回特別にリクエスト受けようと思います!必ず書きますのでお待ちください (2020年1月13日 16時) (レス) id: 00f0e4e8d6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆら - リクエストいいですか??ころんくんが喘息持ちで、みんなが集まった時に発作を起こしてしまうお話が見たいです! (2020年1月13日 16時) (レス) id: 91e107808a (このIDを非表示/違反報告)
暁紫(プロフ) - ワロさん» コメントありがとうございます!面白く読んでいただけて作者として嬉しいです!これからもよろしくお願いします! (2020年1月4日 19時) (レス) id: 00f0e4e8d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:暁紫 x他1人 | 作成日時:2019年11月24日 23時