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さとみside



リビングに行くとみんなが俺を見た。


莉犬もるぅともころんもみんな涙目で心配そうであーなーくん話したんだなって思ってみんなを見て力強く頷いた。


るぅと「ジェルくんは?」

さとみ「やっぱり男性恐怖症だと思う」

莉犬「俺たちもダメなの?」

さとみ「いや、俺は大丈夫だったってことはみんなも大丈夫だと思う。多分だけどな」

ころん「さっきのは?」

さとみ「夢見たのか思い出したのかどっちかだと思う。昨日の出来事は多分一生忘れられない。だから、俺達が助けてやらないといけない」

ななもり「俺たちができることはジェルくんを安心させてあげること」

るぅと「なら、まずはジェルくんが僕達全員を受け入れてくれるかどうかですよね」

莉犬「さとみくんだけの場合もあるしね」

ころん「じゃあジェルくんが起きたらリビング連れてきてみる?」




ジェルには悪いけどこれからのことも考えるとそれしかないか、ジェルの部屋だと狭い空間に男が5人も押し寄せることになる。

もし、俺以外がダメだとしたらパニックになるし、ジェルももっと傷つくことになる。



話し始めてから2時間もたっていたようでジェルの様子を見に行こうと立ち上がる。


さとみ「じゃあ大丈夫そうならジェル連れてくるわ」

すとぷり-さとみ「うん!/はい!」




ジェルの部屋に向かって歩く。


もしパニックを起こしていたらとか、怯えていたらとかを考えながら



ガチャ


さとみ「ジェル?」

ジェル「さとちゃん?」




ジェルはいつものさとみくんじゃなくてさとちゃんと呼んだ。

幼児退行もちょっとあんのかな…


さとみ「ん?さとちゃんだよ」

ジェル「みんなは?」

さとみ「みんな?」

ジェル「うん、なーくんところんくんと莉犬くんとるぅちゃん」


呼び方幼くて可愛く感じる///


さとみ「みんなリビングにいるから行く?」

ジェル「うん!」


ジェルはキラキラと目を輝かせて抱っこの構えをした。

え、


抱っこの構え?


さとみ「抱っこして欲しいの?」

ジェル「だめ?」


こくん。と首を傾げるジェルはいつもより可愛く見えて仕方なく、背中に乗せる。

背負ったジェルは思っていたよりも軽くて心配になった。

〇→←○



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かえで - 読みやすくて いい小説でした。応援しています! (2021年3月18日 14時) (レス) id: e7d6101d06 (このIDを非表示/違反報告)
コロン - 始めまして とても好きな小説でした これからも頑張って下さい (2020年8月5日 16時) (レス) id: 8f18360a6e (このIDを非表示/違反報告)
暁紫(プロフ) - ゆらさん» リクエストありがとうございます!実はリクエスト受け付けていなくて……ですが!書いてみたいと思ったので今回特別にリクエスト受けようと思います!必ず書きますのでお待ちください (2020年1月13日 16時) (レス) id: 00f0e4e8d6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆら - リクエストいいですか??ころんくんが喘息持ちで、みんなが集まった時に発作を起こしてしまうお話が見たいです! (2020年1月13日 16時) (レス) id: 91e107808a (このIDを非表示/違反報告)
暁紫(プロフ) - ワロさん» コメントありがとうございます!面白く読んでいただけて作者として嬉しいです!これからもよろしくお願いします! (2020年1月4日 19時) (レス) id: 00f0e4e8d6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:暁紫 x他1人 | 作成日時:2019年11月24日 23時

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