こんな自分がもう嫌。【ななもりさん】 ページ12
ななもりside
心にぽっかり穴が空いたような感覚に陥ることがある。
今も、どうしてこんなに頑張ってるのか分かんないんだ。
確かに、歩いた先になにかあるって分かってるからなんだけど、歩いた先があとどれ位なのか考えただけで嫌になるんだ。。。
夢の中でも、認められない。人気者になんてなれなくて、笑顔なんてもの考えるだけ無駄。
夢から覚めても、何も変わらない。
すとぷりのみんなはアンチに負けそうになりながらも必死に頑張ってて、認められてるのは極1部。
人気者なんて周りの人に比べたら…
笑顔が溢れるのは笑顔を作っているからだ。
根の深いところは薄汚れていて、なんにも綺麗じゃない。
夢くらい、見せてくれたらいいのに
また、寝なければいけない。
現実のもっと深い現実を見なければいけない。
もう、見たくないのに
どうにかこうにか踏ん張ってここまで頑張った。
なのに、見てしまったら、頑張れる気がしないから
コンコン
暗い部屋の中、ベッドに座って考えていたら、ドアをノックされた。
ななもり｢どうしたの？｣
いつも通りの声を出して相手を探る。
さとみ｢なーくん、ちょっといいですか？｣
ななもり｢ん、いいよ！入って！｣
電気をつけて、ドアを開ける
そこにはなんだか、思い込んでいる様子のさとみくん。
ななもり｢何かあった？｣
なるべく優しく声をかけるとさとみくんは泣きながら言った。
さとみ｢最近、寝てしまうんです。｣
さとみくんは、なんの予兆もなく急にパタッと寝てしまうと言った。
確かに最近ジェル君あたりが話していた気がする。
キャスの最中に寝てしまっていたとか何とか…
ななもり｢んー、もしかしたら過眠症じゃないかな？｣
さとみ｢過眠症？｣
ななもり｢うん、ストレスとかさとみくんはよくお酒飲むでしょ？｣
さとみ｢はい、｣
ななもり｢過眠症は心理的なストレスとかアルコールの過剰摂取で起こることが多いんだよね｣
さとみ｢過眠症…治り、ますよね？｣
ななもり｢明日、一緒に病院に行こうか｣
さとみ｢はい、ありがとうございます！｣
過眠症か、俺の場合は不眠症なんだけどね
さとみくんが大変なんだし、
俺がへばってちゃダメだよね
さとみくんが立ち上がって、部屋を出ていこうとする。
俺が立てって見送ろうとした時
さとみ｢なーくんは大丈夫ですか？｣
なんだ｢大丈夫、なんもないよ｣
強がるだけ無駄なのに…
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かえで - 読みやすくて いい小説でした。応援しています！ (2021年3月18日 14時) (
レス) id: e7d6101d06 (このIDを非表示/違反報告)
コロン - 始めまして とても好きな小説でした これからも頑張って下さい (2020年8月5日 16時) (レス) id: 8f18360a6e (このIDを非表示/違反報告)
暁紫(プロフ) - ゆらさん» リクエストありがとうございます！実はリクエスト受け付けていなくて……ですが！書いてみたいと思ったので今回特別にリクエスト受けようと思います！必ず書きますのでお待ちください (2020年1月13日 16時) (レス) id: 00f0e4e8d6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆら - リクエストいいですか？？ころんくんが喘息持ちで、みんなが集まった時に発作を起こしてしまうお話が見たいです！ (2020年1月13日 16時) (レス) id: 91e107808a (このIDを非表示/違反報告)
暁紫(プロフ) - ワロさん» コメントありがとうございます！面白く読んでいただけて作者として嬉しいです！これからもよろしくお願いします！ (2020年1月4日 19時) (レス) id: 00f0e4e8d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：暁紫 x他1人 | 作成日時：2019年11月24日 23時
