体が弱い私と彼のお話【センラ】

〇 ページ16

とんとんとセンラに寄りかかった私の後ろ肩を優しく叩いてくれているセンラ。


私は目を閉じてふわふわする体をどうにか安定させようとしている。


坂田くんは私の様子を見に来たようだけど志麻さんから連絡が入ったと慌ただしく出て行ってしまった。


メニエルの症状が落ち着いてくると途端に血の気の引く感覚。


｢…センラｯ、ごめっ、足高くして寝転びたい。｣


｢貧血です？｣


聞きながらも手際よく寝転ばせてくれて、足の下に折りたたんだタオルケットを敷いてくれた。


頭を撫でながら


｢落ち着くとええですね｣


なんて言っていて、ほんとに優しいなぁなんて思ってしまう。



そしてまた私に試練が訪れようとしていたなんて、気づきたくなかった。


いつもなら眠くなるはずなのに、全く眠気が訪れない。




まただ


不眠症の再来だ…




┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

お久しぶりです。

作者の枠は取らないと決めていたので今回ここに書くことにしました。

本文が短いのはいつもの事なのですが本当にすみません。


私事で申し訳ないのですが、

インフルエンザのBにかかりただいまなんとなく落ち着いたところです。

高いときだと39.1と死ぬかと思いました


そんな私なので話の方の進みが遅くなると思いますがよろしくお願いします。

不眠症→←メニエル

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す