かわいいって言わんでや【JW】【赤】 (ページ4)

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Blue

｢シゲ来んな｣

｢望さっきからそれしか言っとらんな｣

｢やってシゲ遅すぎん？｣

望はシゲのことが待ちどうしくて仕方ないらしい

まぁ俺も人のこと言えんけど…

それにしても集合時刻を既に10分過ぎている

俺なら有り得るけど、シゲが？

収録が長引いてるならわかるけど同じ現場だった人をさっき廊下で見てしまった

もしかして、

｢なぁ望、今日ってあのプロデューサーのとこのやつやろ？｣

｢え、そうや…｣

頭の中に思いたくもない嫌な考えが浮かぶ

あのプロデューサーシゲの体目当てなん丸わかりの反応しよったし、もしかしてが現実に起きてたら

｢俺、ちょっと行ってくるわ｣

｢は？どうやって｣

｢車、、できてないわ今日｣

｢ほんまアホやなぁ｣

望に軽く頭を叩かれてどうやって迎えに行こうか頭を悩ませると近くから声がした

｢俺車で来てんで？｣

｢濱ちゃん、送ってくれるん｣

｢シゲのことやし、心配やからな｣

とりあえず身支度をして神ちゃんがスタッフさんに言ってくれている間俺たち3人はシゲの現場に向かおうとした。

ガチャン！

｢ソファ空けてくれ！｣

勢いよく入ってきたのは照史で背中に涙を流し息を荒らげてるシゲの姿

その後ろを荷物を両手にいっぱい持って怒った顔をしている淳太が居た