す と ぷ り さん達の辛い日々【病系】【すとぷり】第4弾

僕が居なくても…【るぅとくん】ｰリクエストｰ ページ42

(名前 )あやさんリクエスト。

るぅとside



ななもり｢あれ？るぅとくんもう上がるの？｣

るぅと｢はい！ちょっと編集残ってて…｣

ジェル｢るぅとは頑張り屋やなぁ｣

ころん｢僕達も見習わないとだよね｣

莉犬｢ころちゃんが言う？有言実行しないとじゃんw｣

さとみ｢ぜってぇ出来ねぇ未来しか見えんわw｣

ころん｢ウキｨーーー！｣



ぼくだけ、馴染めない。


この楽しい雰囲気は、息苦しくて、呼吸が出来なくなる。


辛くて、早く逃げ出したくて、笑いの響くリビングから足早に遠ざかった。


いつからだろうか


僕の居場所がすとぷりにない気がしてきた。


そこから、みんなとの距離感が遠くなった気がして、部屋にとじこもる毎日。


一緒に活動してても、生活を共にしてても、どこか取り残されるこの感覚に気持ちはいつも憂鬱だった。



そんな日が続いて、もう気持ちがキャパオーバーだったのかもしれない。


薬に手を出した。


最初の頃は規定を守って飲んでたその薬がどんどん量を増していき、いつの間にか量なんて見ずにジャラっと出た分だけ水で流し込んでいた。


もう飲まないと気持ちが保てない。


そんな自分が嫌で、薬を止めようとしたけど結局飲んでしまって、もう諦めるしか方法がなかった。



こんな僕に気づいてくれる人なんていなかった。



助けて欲しいとも願わなくなった。



そしてまた、薬を体に流し込んだ。

〇→←〇

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す