す と ぷ り さん達の辛い日々【病系】【すとぷり】第4弾

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ジェルside



今日はなぜか1番に起きてしまったらしい。

いつもなら｢おはよう｣って天使のような笑みで言ってくれるなーくんが今日はいないからや

なんでやろ？

その時はそのくらいにしか思ってなかった。


やけど──


みんなも起きてきて、来ていないのはなーくんのみ

特に集まるとこもないけどこんだけ起きてこんのは違和感がある。


ジェル｢なぁ、なーくんどうしたんやろな？｣

るぅと｢そういえば、全然降りてきてないですよね｣

莉犬｢昨日寝るの遅かったのかな？｣


ゲームをしてるさところは置いておいて、3人で会話をしていく。

みんなも不思議に思ったらしく、俺が見てくることになった。


ｺﾝｺﾝｺﾝ


ジェル｢なーくーん、起きとる？｣


中から返事がないため、ダメ元でドアノブを捻る。

すると、

スルッと開いてしまったドア。

そのドアの向こう側にはヘッドホンをつけて時折激しく咳き込むなーくんの姿があった。


そっと入って、なーくんの肩をとんとんと叩く。


ななもり｢…え、ｺﾎｯ...ジェルくん？｣


驚いているなーくんにみんな心配しとるから顔見せに１回下降りんかって言ってみる。

なーくんは少し迷った様子を見せてから、行こっかと笑った。


るぅと｢あ、なーくん！おはようございます！｣

莉犬｢おはよーございます！｣


下に降りるとるぅ莉犬が犬のように駆け寄ってきてなーくんに挨拶をする。

なーくんはキラキラの笑顔で返して、そのままソファへ。

ころんとさとみくんはなーくんに気づいてゲームをしながらもおはようと言っていた。


ななもり｢…ｺﾎｯｺﾎｯ...｣


たまに席をする姿が見えるけどなーくん自身そんなに気にしてる様子は見えないから大丈夫なんかな？って思ってたけど、様子を伺っていた次の瞬間


ななもり｢…ｹﾞﾎｯ、ｺﾎｯｺﾎｯ...ﾊｯ…ｹﾞﾎｯ...｣


いきなり息もできないほどに咳き込み出して、そのままトイレに走っていったなーくん。

俺は急いで後を追いかけた。

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