No.23 体育祭 Afternoon Session�� ページ24
Silk side
やけに歓声が大きいことに気づいて選抜リレーの方を見ると、もうレースが始まっていて、丁度Aがバトンを貰うところだった。
Aが目の前を走る時、俺とマサイでせーのと声を合わせて、頑張れ！と応援する。一瞬目があってすぐに逸らされると、彼女は嬉しそうにほんの少し微笑む。
俺達のクラスは2位となった。すぐに男子の選抜メンバーが呼ばれて、マサイと無言でハイタッチを交わす。
•*¨*•.¸¸☆*･ﾟ
あっという間にリレーは始まって、終わった。さすがに俺らも疲れていて、思うように速く走れなくて、結果は惜しくも2位。
マ「でも今日1位と2位しか取ってねぇから総合優勝いけるんじゃね！」
シ「確かにな！」
そんな話をしながら生徒席へ戻ると、もう閉会式だからと女子の運動委員の里帆が呼びかけていた。
シ「俺らも行こうぜ」
そうマサイに言って歩き出すが、返事もなく歩いてくる気配もない。振り向くと、マサイはAの方を見て「シルク、あれ」と言った。
つられて俺もそっちを見ると、椅子に座るAの周りに人が寄っていて、Aは眉尻を下げてみんなを宥めてる。
シ「どうした？」
『な、なんでもない！みんな、大丈夫だから行こ？遅れちゃうよ』
俺が声をかけると、すっと立ち上がって小走りに行ってしまう。
＿＿＿その姿が少し不自然で、足を庇ってるように見えたのは、きっと見間違いじゃない。
シ「待てよ」
逃げるように離れていったAを追いかけ腕を掴む。それでも進もうとする彼女をそのままぐいっと引っ張ると、体制を崩して俺にもたれ掛かる。
『ご、ごめっ……』
シ「お前、足首やっただろ。庇ってんのバレバレ」
『だ、大丈夫だもん！すぐ結果発表もあるし、行こ？』
シ「悪化すんだろーがバカ。見せろ」
少し強めに言うと、Aは渋々足を見せてくる。まぁ腫れているし、完全に捻ってる。
『……結果、みんなと知りたいから閉会式行く』
シ「……しょうがねぇな…。絶対マサイに掴まっとけ」
『うん。ありがと』
俺はマサイを呼んですぐに事情を説明して、Aを任せる。俺は委員の仕事があって付けないから。
＿＿＿＿マ「……ちょっとだけ、嬉しかったり」
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らいあ(プロフ) - なるかさん» 流れが分からないのでなんとも言いづらいですが、なるかさんがその方に想いを伝えたいと思えるならしてもいいと思います。あくまでも“した方がいい”ということはないと思いますよ！(個人的な意見ですw)するときは私がめちゃくちゃ応援してます！！ (2019年10月5日 1時) (
レス) id: 5fea82385a (このIDを非表示/違反報告)
なるか(プロフ) - どうしましょう、ラインで好きな人に告白する流れになっちゃったんですけどどうしたらいいですか、この場合告白したほうがいいのですか？ (2019年10月4日 22時) (レス) id: cc5fc6c73c (このIDを非表示/違反報告)
らいあ(プロフ) - なるかさん» まぁ希望ですが……w ありがとうございます！ (2019年10月4日 0時) (レス) id: 5fea82385a (このIDを非表示/違反報告)
なるか(プロフ) - らいあさん» ありがとうこざいます！すごいです450！ (2019年10月3日 22時) (レス) id: cc5fc6c73c (このIDを非表示/違反報告)
らいあ(プロフ) - なるかさん» 手応え…そーですね、個人的には総合450超えたらいいなって勝手に思ってますw 林間学校編はあと少しです…！なるかさんも中間テスト頑張ってください！ (2019年10月3日 22時) (レス) id: 5fea82385a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らいあ | 作成日時：2019年7月20日 0時
