水槽に迷い込んだ貴女Ⅱ【Fischer's】【短編集】 (ページ40)

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『Happy Halloween(2)』(mem) ページ40

No side

ぺ「え、お菓子？あるかな……あ、飴ちゃんあげるよ」

『あ！いちご味！ありがとー』

ぺけたんは上着のポケットやらカバンやらを探し、2つあった飴のうちいちご味をAの口に放り込んだ。

『ダーマは？ないの？』

ダ「俺お前にこれやるために来たようなもんだから」

パーカーのポケットからタバコのような見た目の箱を取り出し、彼女の手に乗せた。

ダ「お前これ好きだろ？いつも俺の盗って食いやがって」

『え、ダーマが優しい』←

ダ「俺もこのあとすぐ仕事だからな。イタズラされちゃ困る」

『えへへ、ありがとっ！』

満面の笑みで2人にお礼を言うA。ダーマは彼女の頬を軽く抓り、ぺけたんは頭をそっと撫でる。

マサイ宅では今までに来たメンバーで撮影。シルク宅で家主とンダホ、Aで撮影だ。

『では私はみんなにTrick or Treatしたので行ってきます！』

マ「行ってらっしゃい！」

Aはルンルン気分で玄関を出て、シルクの家の玄関を跨いだ。

既にンダホは到着していて、カメラのセッティングをしていた。

『ねーだほちゃん！』

Aはまた言う。

ン「絶対言うと思ったw だからポッキー買ってきたよ」

あげる、と柔らかく微笑むンダホに彼女も笑いかけ、

『だほちゃんありがと！』

残るはリーダーのみ。当の本人は隣の部屋から顔を出して、企画のものを準備しているところらしい。

シ「あぁ？お菓子？」

『ちょうだい！』

シ「お前みんなから貰ったんだろ？俺もお菓子欲しいんだけど」

『いっぱい貰った！シルクもみんなに言えばいいじゃんw』

シ「じゃあ……Trick or Treat」

『……へ？』

片手を差し出してAに詰め寄るシルク。

『わ、私持ってない……』

みんなから貰うことしか考えていなかったせいで、Aはお菓子類なんて何も持ってない。

シ「持ってねぇの？じゃあ遠慮なく」

シ「イタズラ、しちゃうよ？」

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お久しぶりです。らいあです。

更新頻度下がり申し訳ありません！

期末も近づき、本格的に勉強しなくてはならないので遅くなります！

暇見つけて何とか頑張ります！

気長にお待ちください！