大きな小人の恋【HQ!!】[星海光来] (ページ8)

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その八ページ8

昼「え～、俺に嫉妬？w」
「ゲ、聞こえてたの！？」
昼「うん！バッチリね。」
理「幸郎！次の練習試合いつなの？見に行ってい？」
昼「うん。次は、日曜かな。おいでよ、理乃。」

ありがとう、なんて言い合っちゃって。
早く付き合えよなー。

昼「あ、どうせならAも来れば？」
「うぇっ！？私！？」
理「あ、そーだよ。一緒行こーよ！」
「え、え、えぇ？？」
おいで～、行こ～、なんて2人に言われたら

「う、ん。わかった。」

としか言えなかった。

昼休み
「ごめん理乃ちゃん！！今日はお昼別で！」
理「え～、どうしたの？？別にいいけど。」
「ちょ、ちょっと野暮用が…！！」
理「そっかぁ」

昼「じゃあ理乃は俺が借りるね。」
「「えっ」」
昼「？」

ニコニコしたまま昼神くんが理乃の手を握る。
昼神くん、気づいてるかな。理乃顔真っ赤だよ？？
そのまま2人はお弁当を持ってどこかへ行ってしまった。くっつけよ。私が知らないだけでくっついてるのかなぁ。

ﾄﾝ､ﾄﾝ、ｷｨｨｨ

ﾌﾜｯ

階段を上がってドアを開ければ優しい風。
そしてその先にいたのは

大好きな白髪。

「星海光来くん、」

彼だった。
電話番号はちゃんと登録しました。