大きな小人の恋【HQ!!】[星海光来] (ページ33)

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その33 ページ33

「あれ、いつ振る予定なんだろ？？」
星「昼食ってからじゃね？？」
「そうなのかね？」

光来と３人の後をつけながら2人で話す。
さすがに同じ店に入る訳にも行かないので違うお店に入ったりなんかしらして鉢合わせないようにした。

あ、このスマホカバー可愛い。
「見てみて光来このスマホカバー可愛くない？」
星「お？わかんねー！」
「あー、だよねー…」
星「……欲しいのか？」
「ﾝｯ!?いや、可愛いな！ってだけ！！ごめんごめん本来の目的忘れてたw」
星「……」

さて、お店から3人が出てきた。
昼神くんに告白した女の子はなんだか泣いた跡が見える。
あ、去っていった。さっき振ったんだ、昼神くん。

「光来～、３人出てきたよ、告った子帰ってったー。うちらこの後どうす、る…」

あれ？いない。どこ行った？？
とりあえずお店を出て待ってみる。

星「ん、これ。」

少しして出てきた光来がずいっと袋を差し出す。
「へ？何？？」
星「可愛いんだろ？」
「…エッ、買ってきてくれたの！？嘘！？」
星「んだよ悪いか！！俺もカバー欲しかったんだよ！ついでだ！！」
「うそー……ありがとう……大事にする…」

まじかぁー。めっちゃ嬉しい…！！
さっそく付け替えて光来に見せる。

「へへっ、ありがとう！」

星「おう。」
この後どうしようか、なんて言う。
とりあえずあとは2人で楽しませよう。とのことで
二人でブラブラする。嘘、デートじゃん。
楽しいな…！？プリクラ撮りたいかも…！！

「光来！プリクラ撮ろーよ！」
星「……ハァ？？プリ、なんだって？？」
「プリクラ！！」