セブチと私…？ (ページ46)

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ダンス3 ページ46

rn「え…名前、どうして？」

やっぱり思った通り。

はっきりAって呼ばれましたね？！

ブスングァンめ！笑

って睨んでたら

隣から真顔で見てくる里奈。

怖すぎる！どうしよう…

hs「あ！あの時、荷物運ぶの手伝ってくれたAだよね？」

「え？あ、はい？」

ん？荷物？

手伝った覚えないよ？

あ、もしかして、

hs「ありがとう、助かったよ！」

私の名前知ってる理由、作ってくれてる！？

「あ～いえいえ！」

おお、これなら上手く隠し通せそうじゃん！

こっちがありがとうだよ！！

その後スングァンも私の秘密のこと思い出したみたいで

sg「ああ…そ、そう！スニョニヒョンは知らなかったか！！ははは」

て言ってた( 不自然だったけど )。

そしてセブチが戻って行った後、

rn「名前覚えられてるなんてずるい～！」

って言い続ける里奈。

名前覚えられてるどころじゃないよ、

って心の中でいう私。

自分、本当に本当の卑怯者だな…

rn「え、A？」

ん？驚いて、心配してる？

だけど里奈の顔が何かぼやけて見える…

なんだこれ？

rn「急にどうしたの！嫌なことでもあった？」

視界がぼやけてるのは涙のせいだった。

…泣いたって意味ないのに。

「…ううん、ごめん何でもない！大丈夫。」

rn「本当？」

「うん本当だよ！」

rn「んもうAったら～！1人で溜め込まないで私に相談しなよ？」

「う、うんっ…」

里奈の言葉で涙がより溢れたことには

きっと気づいてないだろう。