セブチと私…？

トランプ2 ページ29

_jh side


よっしゃ！作戦通り！！

…っていうのも、


jh「ん、それで、Aは今セブチで誰が1番なの？」


これ聞くために、王様ゲームしようって言ったわけ！

我ながら超いい考えだと思う。


「とくに1番とかない…」


ほら、普通に聞いても答えない！

…でも今日はハニ王様だし？


jh「ん？王様の質問に答えられないの？
そんなの許されないよ？？」


こう言われたら答えないわけにはいかない！

いや〜俺って本当ずる賢い！笑

眉間にシワよせて、クッソ〜って顔してるww

うん、可愛い。

Aすごい今考えてるんだろうな〜〜

で、きっと3人くらいで悩んでる…


「…ジスオッパ、かな」


あれ…悩んでない！？

答えるの早すぎじゃない？

もっと悩んでよくない？！！


jh「本当に考えた！？」

「はい。」

jh「ちゃんと考えて、ジス？」

「はい。すいません…」


…ジス、ね？

かっこよくて優しいし、ジェントルマンだし？

Aのことも気にしてあげてたし、

1番好きってのも分かるよ、すごい分かる。

うん…

ジス…か……

俺じゃないかもな〜って想像はしてたけど

実際に聞いたら思ってた以上につらい。


jh「ふーん、そっか。じゃ俺部屋戻るから」

sg「え？！王様なのにもう命令はナシですか！？？」

jh「あーうん眠くなったから。おやすみ」

「おやすみなさい〜」


笑顔で挨拶してくるし、

俺の気持ち全然気づいてないねこりゃ。

これ以上Aといたらつらくて耐えられねー

って、逃げるように部屋戻ったけど

…不自然だったかな？


js「…ハニ」

jh「え、ジス…今の聞いてたの？」

js「……うん」

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