セブチと私…？

呼び出し ページ19

代表「A、ちょっと出てこい。」

「あ、はい」


2度目の呼び出しを食らいました。


え、私、何かやらかした？


こないだは里奈もだったけど、

今日は私単独。


つまり、ヤバい！マズい！怖い！


そして、連れて来られたのは社長室。


…これ本当のやつじゃん、切られるじゃん


代表「はやく、入れ」

「はい」


社長と話すのはオーディションぶり。

死にそう、心臓吐きそう。


社長「A、久しぶりだな」

「アニョハセヨ！お久しぶりです！」

社長「今日呼んだのは、Aに私が社長として決定したことがある。」

「はい」


ああ、

本当の終わりだ…

さようならプレディスありがとう…


社長「日本語を教えてもらう。」


…ん？？？


「社長が、私に？ですか？」

社長「いやいや、私にではなくて、seventeenのメンバー達に」

「え！？！？」


私が、セブチに！？？


社長「これからseventeenの日本デビュー計画を進めるから、日本語を使えるようになってほしくてな。」


なるほど。


社長「日本人の里奈とAのどちらかで、Aの方が適任だと代表が言っていた。よろしく頼んだぞ！」


と言って、部屋を社長は出て行った。


なるほどなるほど。

練習生なら、人件費がかからないからか？


…ん？里奈と私で私の方が適任ってのは？


「代表！私の方が適任って、どうゆうことですか？」

代表「里奈はseventeenのペンだからな。」

「…ペンだから？」

代表「そう。日本語を教えるのが目的だから、特別な関係が出来ちゃ困るし。」


つまり、

seventeenと先輩後輩の距離を保たなきゃダメってことか？


代表「Aはメンバーの名前くらいしか知らないみたいだったしな、よろしくな。」


あ、いや、実はペンなんですけど…

って言いかけたけど。


もし、

ここで本当のこと言ったら

この話は無くなって、

きっと日本語の先生でも雇うんだろう。


もし、

里奈に社長、代表やスタッフに気づかれなければ

…セブチにたくさん会える！


これはもう、

秘密にするしかないでしょう！！？


「はい！頑張ります！！」


色んな意味で…頑張ります！←

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