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13h ページ13
朝早く目の覚めてしまった私。
出社までまだ時間があるので
コーヒーを飲みながらテレビを眺めている。
デビューしてから何年も経つが、
未だに仲良く三人で暮らしている。
そろそろ食事係の役割をしなきゃと
席を立ち上がろうとしたとき。
「おはようございます〜。」
ついで眠そうな目をこすりながら
ユナが起床してきた。
「おはよう。
二日酔いはないでしょうね？ㅋ」
「昨日の私、そんな酷かったですか…？」
軽くからかってやろうと思って
放った一言に焦っている。
飲みすぎた自覚はあるようだ。
「ユンギさんの飲むペースに合わせて…。
ああ、そういえば。
Aオンニと話してみたいって言ってた。
曲作りに興味があるって。」
「結構はっきり覚えてるじゃん。」
「でも、そのあとの会話はまったく…ㅋ」
私も丁度ユンギさんとお話ししたいと
思っていたので、
タイミングがいい。
この時期は音楽番組も多いし、
近いうちにまた会うことになるだろう。
そのときに積極的にいこう。
「昨日は飲んだし、
軽めの朝食でいいよね。」
「オンニ大好き。」
「都合のいいマンネだなあㅋㅋ」
今日は新曲ができたので、
メンバーに共有する。
そのまま歌の練習に入って、
進めば振付師から振付の指導をしてもらう。
忙しい一日になりそうだ。
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作者名：わらし | 作成日時：2021年7月9日 0時
