幽霊族と限界社畜 (ページ7)

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事情聴取ページ7

警察「で、貴方の家にいたと」

貴方『はい。不法侵入ですよね？逮捕お願いします』

ゲゲ「ちょいと待て！何故そうなる！？」

警察に着き説明をしたあととんでもないことを言ってきた静奈にゲゲ郎はびっくりする。

ゲゲ「あの時の約束は嘘であったのか！？」

貴方『なんのことやら』

ゲゲ「酷い！あんまりじゃぞ！」

貴方『てことでよろしくお願いします』

警察「まぁまぁとりあえず詳しいことをお聞きしますので」

警察の人に灘められとりあえずゲゲ郎の今後をどうするかという話になった。一応戸籍が作れるとして作り住むところは約束通り静奈の部屋になった。

貴方『まず自己紹介。私は月永静奈。社会人』

ゲゲ「名前はゲゲ郎と呼ばれておる。職業はないの…」

貴方『ゲゲ郎はなんであそこで血だらけで居たわけ？』

ゲゲ「少し長くなるぞ？」

貴方『いいわ。必要なことだものはなして』

行方不明になった同胞を探して哭倉村と呼ばれる村へ行ったこと。水木という青年に会い友になったこと。狂骨から未来を守るため同胞たちの恨みをこの身に受けたこと。

ゲゲ「お主は本当に優しいのう…自分の事のように泣いてくれる」

貴方『あんまりにも酷すぎる…誰だって泣くわ…』

ゲゲ「そして身体は朽ちたはずがどこも朽ちてはおらず怪我はこの傷のみ。奇跡のようじゃ」

貴方『でもそれが起きたのって昭和31年でしょう？今は昭和ではなく令和なのよ？』

ゲゲ「そこが不思議なところなのじゃよ。俗に言うトリップというやつかもしれんなぁ」

貴方『トリップ…なら探してみましょ？昭和31年の哭倉村のことを』