幽霊族と限界社畜 (ページ44)

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怪しい手紙ページ44

水木「ゲゲ郎！」

ゲゲ「なんじゃ騒がしい」

ゲゲ郎がリビングで寝転がりお茶をすすっていると慌てた様子で水木が入ってきた。ここの家の主である静奈はお出かけ中

水木「麗華を見てないか！？」

ゲゲ「麗華か？見ておらんが…」

水木「昨日の夜から帰ってきてないんだ！」

ゲゲ「なんじゃと？ちぃと待っておれ。静奈に連絡をとってみる」

水木「頼む！」

麗華の行方が分からないため静奈に知らないか聞こうと電話をかけた。しかしいつもならすぐ出る彼女が何回かけても出なかった

ゲゲ「嫌な予感がする…水木！」

水木「わかってる！」

その頃、静奈は麗華と一緒にいた。しかし場所がなんと廃墟という不思議な所にいた

貴方『で？その意味不明な手紙が来て指定場所がここ…と』

麗華「わ、私怖いの無理ー！」

貴方『だからなんで私なのよ！』

麗華「だって静奈の名前も書いてあったもん…」

貴方『は？』

麗華が差し出してきた手紙には確かに自分の名前が書いてあった。だが差出人が書いておらず怪しさ満点だった

貴方『ここ…だね』

麗華「い、今にも何か出そう…」

「揃いましたかな？」

貴方/麗華『「い、いやぁぁぁ！出たぁぁぁぁ！！」』

ゲゲ郎と水木は街中の人達に彼女達の行方を聞いていた。彼女達が行く姿はどんな人でも見ていた

「手紙とかなんとか話していたな」

「僕見たよ。ここ家に入っていった！」

「お化け出るんだよー」

ゲゲ「何故こんな所へ？」

水木「分かんねぇけど嫌な予感しかねぇな」

ゲゲ「とりあえずそこに向かうぞ」

水木「そうだな」

彼女たちに声をかけたのは誰なのか。そしてその人物に出会うことで運命は更に大きく変わっていくのだった