幽霊族と限界社畜 (ページ41)

今日:42 hit、昨日:199 hit、合計:38,203 hit

誕プレページ41

友「よーし！こんなもんでしょ！」

貴方『おおー…綺麗…だけど…やる必要ある？』

ゲゲ「まだ言っておるのか」

あれやこれやと自分を放置され作業が進められていった。そして一瞬にして誕生日パーティらしくなった

水木「い、今はこんなに豪華なんだな…」

友「当たり前！こんくらいしないと」

遥信「なんだか今日は賑やかだな」

貴方『遥信さん。どうにかしてよこの二人をさ』

遥信「いいんじゃねぇの？お前の誕生日パーティ」

貴方『良くないよ！時間の無駄！』

こんな自分のためにこれだけしてくれるなんて申し訳なさ過ぎた。しかしゲゲ郎と麗華はやる気満々である

友「あっそうだ。誕プレどうぞ」

貴方『ありがとう』

水木「ほい。俺からも」

貴方『え！？え！あ、ありがとうございます！』

ゲゲ「わ、わし…何も用意しとらん…静奈のせいじゃ…」

自分だけ何も用意していないためこの世の終わりのように落ち込むゲゲ郎。静奈は急いでフォローする

貴方『い、いらないよ。祝ってくれるだけでいいんだよ！』

ゲゲ「しかし…」

貴方『じゃあまたお出かけしようよ』

ゲゲ「うむ！」

機嫌を取り戻したようで安心した静奈。すると遥信がなんだかごそごそしている

遥信「俺からも誕プレ」

貴方『え？なんだろ』

遥信「結構前に預かっててな。渡す機会がなくて遅くなった」

貴方『これって…手紙？』

遥信「開けてみろ。まぁ、心の準備はしていた方がいいかもな」

貴方『？よくわかんないけど…開けるね』

遥信が出してきたのは古びた手紙だった。心の準備をしていた方がいいようだがよくわからずとりあえず手元の手紙を開ける

貴方『えっこれって…』