幽霊族と限界社畜 (ページ4)

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行方不明ページ4

レオ「わん！」

貴方『んっ…あれ…私…』

レオに起こされ目を開けるともう朝になっておりいつの間にか寝てしまっていたようだ。しかもスーツの姿でだ。

貴方『やばっ！遅刻！って…休みか』

昨日が金曜日で今日が土曜日なので休みだ。会社はブラック企業だが土日は休みなのでやさしいブラック企業なのである。いややさしいブラック企業とはなんなのだろうか。

貴方『ふぁ…昨日は変な1日だった…』ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

朝早くから来訪者が来たようでドアを開けるとそこには警察の方がたっていた。おそらく昨日のことだろう。

警察「朝早くに申し訳ありません。昨日のことで詳しく教えていただきたく来ていただけますか？」

貴方『はい。わかりました。少しお待ちください』

警察「はい」

すぐさまよれよれのスーツから私服へと着替え警察の人達の所へ行く。そして事情聴取を数時間されたのだった。

貴方『え！？あのまま行方不明ですか！？』

警察「ええ。実は治療したあと目を覚まされるまで待っていたのですが昨晩病室へ行くともぬけの殻だったのです」

貴方『えええ！？』

警察「なにかわかりましたらご連絡ください」

貴方『わ、わかりました』

警察から電話番号を渡されとりあえず帰宅することになった。ドアを開き玄関に入ると見たこともない下駄が置いてあった。

貴方『？？？なにこれ』

不審に思いつつ家の中に入っていく。そしていつも通りリビングに入ると…

貴方『ただいまレオ』

？「遅かったのう」

レオ「わん！」

貴方『は？なんで貴方がここに！？』

目の前には行方不明となり警察が探していた昨日の男の人がレオと戯れてリビングで座っていたのだった。