幽霊族と限界社畜 (ページ30)

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周りを囲む妖怪たちページ30

寝れたのが深夜の三時ぐらいでまったく休めていなかった。まだ寝てたいため体が全く動かない

貴方『眠い〜…まだ寝てたい…』

ゲゲ「なら寝ればよかろう。まだ朝の6時じゃぞ」

貴方『社畜の朝は早いの…あっそっか社内旅行だからまだ寝れるのか』

ゲゲ「そうじゃぞ。だからまだ…」

同期「静奈！！」

もう一度寝ようと布団に潜ろうとすると襖が思いきり開いた。そこには顔を真っ青にした同期の姿があった。

貴方『な、なに？どうしたの？』

同期「ば」

貴方『ば？』

同期「化け物がいるんだって！！」

貴方『化け物？』

同期「とにかく来て！」

同期に引っ張られ宿から出てくるとそこには昨日の妖怪たちがこちらをみていたのだ。しかしなにかするという訳ではなくこちらを見ているだけ

ゲゲ「狂気が見られん。昨日とは違うようじゃ」

同期「誰！？」

貴方『ええっと…私の知り合い』

同期「いやもう今はいいや！なにあれ！」

ゲゲ「お主を狙ってるかもしれぬな」

同期「な訳あるかい！！」

なにをやってるのだろうかこの二人は。この状況で漫才でもやってるつもりか？

「ニゲテニゲテミコトサマ」

貴方『え？』

「ココニイタラダメ。ハヤクニゲテ」

ゲゲ「どういうことじゃ？わしから見るとおぬしらの方が危険に見えるぞ」

「オネガイ。ミコトヲツレテニゲテ！」

？「ちと遅かったのう」

声がしたと思ったら目の前にいた妖怪たちがデカイ骸骨に殺されていた。もちろん上司や後輩、同期たちが居た宿までもが破壊されている。そこが地獄化とした。