何か暴走族の総長になった 東京リベンジャーズ

佐野の弟 ページ15

1週間後の朝





『ふぁー…ねみぃ』

　
今日は日曜日

いつもは学校が休みだから9時までは平気に眠っている


日曜日は決まりとして悪魔龍の集まりは緊急時以外は無しとしている




だか今日に限って早く起きた


その証拠に時計が6時30分を指している



『もう一度寝ようかな…』



身体をもう一度布団にくるんだ





ピピッ、ピピッ



『あ？、なんだよ朝から』


ベッドに眠ろうとした身体を起こして机に置いてある携帯を開く


画面には「佐野真一郎」の文字があった


『佐野？』








ピッ


《真「おはよう、Aさん」》

『おはようじゃねえだろ…、なんだよこんな時間に』


《真「いやー、前に弟の万次郎の話をするってなったろ？」》


『あぁ』



前にバイクいじっている時に出てきた佐野の弟、万次郎について気になっていた



だからこの前会った時に弟について聞かせろと言ったのだ


《真「そしたら万次郎の奴、Aさんに会いたいって聞かなくってよ」》



『え、何で？弟とは会ったこともねぇはずだぞ？』



《真「Aさん送って行って帰った後にこの事を万次郎に話したからだよ」》


『ほー』



《真「だから今からAさんを迎えに行こうと思ってな」》



『ん、今からな』








ん？









今から？








『おい、今からって言ったか？』



《真「おう、ってか家の前にいる」》



『は！？ちょ、ま、待ってろ、急いで用意するから！？』





んと、部屋着からいつものに着替えて…


顔を洗って、歯を磨いて、髪セットして、っと



『母さん、行ってくる！』


母「行ってらしゃーい」

○→←○

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す