第三話 ページ4
男友達「Aー、またなー」
『あいよー』
放課後、部活動のあるみんなは、騒ぎながら教室を出て行く。いつもの挨拶を返しながら、一人で机の上に突っ伏した。
特にやることもないしなぁ。
なんて暇を持て余した。どうせ、家帰ったってご飯食べて、寝ることくらいやし。
部活動もやってないしな。
「なにしとーと?」
教室の外からそう声が聞こえてきた。
ウチに向けられたものだと分かると、顔を上げてその声の方向に視線を向けた。
...えーっと、.........脇先生や。
『...別に。脇先生には関係ないっちゃ』
「お、名前覚えとってくれた?」
『脇ーw』
教室に入ってきた脇先生は、ウチの座っとー席の前の椅子にこっち向いて座った。
「部活なにもしとらんの?」
『しとらん』
「ふぅーん...暇やったらバスケ部に来ん?」
少し目を輝かせて、そう誘ってきた脇先生。
バスケ好きなんかな?まぁ、動いてそうな感じするしなぁ。
『嫌』
「なんで?」
『...忙しくなるし、自由な時間なくなるけん』
「そういう理由かぁーw」
まぁ、今は今で時間を無駄にしとる感じが半端ないっちゃけど。w
「はよ帰らんと、親御さん心配すんで?」
『...はーい』
まぁ、取り敢えず帰ろ。
脇先生に見送られて、学校を出た。
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作者名:スノーマン | 作成日時:2020年1月29日 22時