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第十話 ページ11
脇「...ホントに話とーないんやったら、別に俺も無理に聞くつもりはないけどな?」
『...だから、帰ってこないって言っとーやん』
荷物を置いて、ソファに座るウチの目の前にしゃがんで下から優しく聞いてくる。
優しく言っとれば、なんでも話すと思っとーやろ。
いつもは、こんなのでイラつかんのに...体調不良ってこともあるのか、段々苛立ちが湧いてきた。
なんで、先生に話さんといけんの?
脇「...帰ってこない理由は?」
『...先生に言う筋合いないっちゃん』
脇「...そうかもしれんけどな、、」
『別に関係ないやん。先生に言おうと、言わんと。...ごめんやけど、もう帰って下さい』
あーあ、やってしまった。
なにかにイラついて、脇先生に当たってしまった。
脇先生はなんも悪くないのに。
『...全部、アイツらのせいやけん、』
思わず、握りしめた拳に力を込めた。
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作者名:スノーマン | 作成日時:2020年1月29日 22時