新・BTSのマネージャー (ページ14)

今日:28 hit、昨日:12 hit、合計:335,857 hit

14 ページ14

BTSのアルバム用の写真撮影が終わった。

「みんなー、お疲れ！かっこよかったよ。」

「ありがとー、リア。リアに言われると、めっちゃ嬉しいっ！」

「僕もー！」

「えー、そうかな。ありがと。」

いつのまにか、恒例のようになっていたそれを見ている時だった。

「やだっ！」

いきなり、リアが私の方を向いて叫んだ。

何？

「やめて、Aさん。私なにか悪いことした？」

涙目で言われてもなー。

何もしてないし。

「どうしたの？」

「Aさんが、に、睨んできてっ。こ、怖いよー。」

リアがグクにしがみつく。

「は？そんなことしていい立場だと思ってんの？」

グクは私を見る。

そして、、、、

近づいてきた。

ドンっ！

「、、、、っ。」

殴られた。

思わず床に倒れこむ。

ジョングクさん、力が強いんだからむやみに人を殴っちゃダメですよー。

「リアに謝れよっ！」

そう言われても、声が出ないんだってば。

「謝りたくないわけ？サイテーだな、お前。」

あなたが、でしょ？

「、、うっ！」

今度は、ジンに足を蹴られた。

つい、弱い自分に戻ってしまう。

BTSのマネージャーになった時はこんな日が来るんなんて思わなかったのに。

どうしていれば、

こんな風にならなかったのかな？

視界の端でリアが笑っているのが見えた。

リア、、、、、。

私が苦しんでると思ってる？

ねぇ、

それは大間違い。

私は一つも苦しんでなどいないの。

ただ、あなたに言いたいことがある。

人にしたことって自分に返ってくるんだって。