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ジェシーくんからのプロポーズは本当に突然で、でも本当に嬉しかった。
「なに、ニヤニヤしちゃって気持ち悪い」
「気持ち悪いは酷い」
大我くんと訪れた彼の眠る場所。ジェシーくんと訪れてからそんなに経ってないけど、あの日とはまた違う報告が出来ることは正直なところ複雑だ。
それでもずっと立ち止まってる訳にもいかない。
「私、ジェシーくんと結婚することにしたよ」
「うん、知ってる」
「大我くんに言ってない」
「わかってるよ。あいつの代わりに答えてやってんの」
彼もこんなやり取りをしている私たちを見て笑ってるのかな。ちょっと暖かい風が優しく吹いた。
「ここに来るのは最後にする」
「…うん、今までありがとう」
「あ！でも大我くんの結婚報告の時は一緒に来ようかな」
「なんでだよ。これからはAの人生をしっかり楽しみな。ジェシーと幸せで居続けろよ？じゃないとジェシーのこと呪うから」
「彼はそんなこと言わないもん」
「いーや言うね。あいつもジェシーくらい重かったもん」
「そうかな？」
「まあジェシーも相当だよね」
“Aちゃんが笑ってくれるなら俺は全力で笑わせるし、悲しくて泣いてるなら涙を拭って抱き締めてあげる。Aちゃんの為なら周りが敵だらけになっても俺は守り続ける”
「…って言ってたよ？」
「え、嬉しい」
「なんだよ、ただのバカップルじゃねーか」
▽▽
番外編というかおまけで彼らのその後を書かせてもらいました。色んなプランを考えてたのにぽろ、と溢してしまいそうだなってイメージからこんな続きを書いてみました。
これにて本当に完結です。
皆さまのおかげでこの作品のお星さまが赤く輝きました！めちゃくちゃ嬉しいです！！
たくさんの評価、ハート本当にありがとうございました！
他の作品でもお会い出来るように今後も執筆活動していきます。
終わり
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作者名：いか | 作成日時：2023年9月23日 19時
