運命なんて信じない (ページ35)

今日:94 hit、昨日:49 hit、合計:54,944 hit

あとがきページ35

運命なんて信じない、これにて完結となります。その後も少し書きたいところもありますが一先ず本編は終了です。

今作もまあ、王道とは言えない恋愛ものとなりましたが、いかがでしたか？実は幾つかこだわりポイントがありましたので最後にネタバラシを。

まず“彼”の存在についてですね。夢主視点では最初から“彼”と表記してるものは全て彼についてなんです。気付いてましたか？ジェシーやきょもを“彼”とは思考の中では言ってないのです。

リアルタイムに読み進めてくださった方には違和感があったかもしれませんね。なんで“彼”と“ジェシーくん”と表記が混ざっているのだろうか、と。物語の中ではわざわざ名前表記せずに“彼”“彼女”とした方が読みやすいですからね。

次はきょもとの関係性ですね。最初は従妹か義理の兄妹って設定にしようと考えてたのですが、それだと近すぎるかなと思って彼の親友というポジションにしました。今回もキーマンになってもらいました。私が最近好きだから、という至極私的な理由からです。あとは書きにくそうで書きやすいから。

１番の裏切ポイントは…実は描くのをやめました。全部を白紙に、つまり命を投げ出すことを書こうとしていましたが、いきなりそういう描写はよくないよな、と。自分が読み手として１番苦手な描写なので書きたくなかった、というのが正直な感想です。そっちにもっていきたかったんだろうな、という部分は残してあります。なのでそういう展開を予想されていた読者さまもいらっしゃるのではないでしょうか。

ジェシーとくっつける予定も最初はなかったんですよね。お相手ってだけでジェシー落ちとは言ってないよ、とここで書く予定だったんですけど…ちょっとそれはひねくれ者過ぎかな、と。

長くなりましたが、いかがでしたか？
皆様の展開予想を裏切ることは出来ましたでしょうか。

面白かったよ！と思って頂けましたらハートやお星さまを押してください。今後の制作の励みになります。
次回作についてはお気に入り作者登録をしていただけますと通知が届くようになります。

最後にお気に入り登録、ハート、評価、ありがとうございました！

過去作品もお時間ありましたらよろしくお願いいたします。