深澤兄妹6

定期検診【REQ】 ページ1

深澤side


深「分かった？ ちゃんと待っててよ？」


貴「、、、」


深「もぉ、、笑」




なにをこんなに言い聞かせてるかって言うと、今日、Aの喘息の定期検診があるんだよね。



ノンストップの生放送が終わってから家に迎えに行こうかなって思ったんだけど、それじゃ検査に間に合わないから一緒に連れてきてノンストップが終わるまで俺の楽屋で待たせることにしたの。



それで、冒頭の話しよ。





半年に1回なんだけど、なんせ病院嫌いなもんだからめちゃめちゃ不機嫌。



話し掛けても返事なんて返ってこないし、朝から私怒ってますアピールがすごいのよ笑



まぁ、今日は検査でクタクタになるだろうから今はそっとして、これ以上機嫌損ねないようにしないと。



俺のためにも笑




────────



ス「お疲れ様でしたー！」



深「お疲れ様でした！」





生放送は無事終了。



さぁ、あの子は何してるかな？





マ「お疲れ様」



深「お疲れ様です」



マ「この後そのままだっけ？」



深「はい」



マ「送ってやれなくてごめんな。

無事に終わることを願ってるよ」



深「いやいや全然 ありがとうございます。」




そうマネージャーと話しながら楽屋へ戻ると、




深「ただいま〜、、、、あれ、寝てる笑」




Aは畳に横になって寝てた。



とりあえず、そのまま起こさず帰りの準備を済ませる。




そろそろ起こすか、、。



本当は寝てる間に連れていきたいくらいだけど、

さすがにそれは俺の腰が悲鳴をあげる。




可哀想だけどグズることも考えて早めに起こそう。




深「A〜？ おはよぉ？」(ﾄﾝﾄﾝ



貴「zzz、、ん、」



深「ただいま^^」



貴「ん、、ぉかえり、」



深「よく眠れた？」



貴「うん、、」



深「ふふっ 良かったね笑」






深「そろそろ時間だよ。」



貴「、、やだ、」



深「うん。 嫌なのは分かるけど。 頑張ろ？ ね？」



貴「ん〜ん！ やだ、涙」





そうだよね。 やだよね。



どうすっかな、、、






深「あ！ じゃあさ、ご褒美何にするか考えよーよ！」



貴「ん〜、」



深「何がいいかな〜？、、 美味しいケーキとか？

それともどっか遊び行く？

あ、欲しがってたニットでもいいよ？


、、ふはっ、今ちょっと惹かれたでしょ？笑」




貴「ん〜、でも、、あれやりたくない。」




あれね。



あ、あれっていうのは気道過敏性検査ね。

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