2.オーディション番組 ページ3
「君を、オーディション番組に送ろうと思ってね。」
成る程、オーディション番組。
僕、オーディション番組に出るのか。
『……え?』
待て待て待て、オーディション番組??
いや、SEVENTEENは?
『社長、僕はSEVENTEENでデビューするんですよね?』
「そうだ。だが、このまま君を非公開練習生のままデビューさせるのも勿体なく感じてな。」
いや、社長。
契約したときと話が違いますよ。
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遡ること2009年3月
「君は非公開練習生にしようと思う。」
『え、何故ですか!!』
「君は隠すべきだ。君のようなヴィジュアルと磨けば光るスキルをもった子はすぐに大手に取られるからな。」
『な、……なんですって?!』((
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「あのときはそう言っていたが、SEVENTEENがデビューする時に突然全く公開されてなかった異国の子が入ると、流石に君にアンチが集まると思ってな……」
「それに、君のダイヤモンドのような実力を世に広めれば、君もそうだし、自然とPLEDIS所属で準備期間のSEVENTEENにも注目が集まる。彼らのためにも君が適役なんだ。」
そこまで考えてくれてたなんて……!!
『社長ぉ……!✨』
『僕、頑張ります!!』
そうして、僕の人生を大きく動かすこととなるであろうオーディション番組出演が決まった。
「真逆あんなに目をキラキラさせて真っ直ぐにオッケーしてもらえるとは。」
「ウォヌとジュンフィに聞いてただけある純粋っ子だな。(」
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作者名:ゆにっと | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/
作成日時:2024年2月10日 11時