‘世界の侍アイドル’はPLEDISの日本人練習生【SEVENTEEN】 (ページ13)

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12.怖い来客者? ページ13

🐺Side

やっぱり誰かにバレたのか､
僕の練習室のドアから
「おい、ウォヌ､ジュン｡早く戻ってこい」
という声が。

誰なのかは分からなかったけれど､
2人が一瞬ビクッと背筋を震わせたから怖い人なんだろう。

『ヒョン達､そろそろ戻らないといけないんじゃないですか?』

🐱「まだ話してたかった……」

🦊「……じゃあ､頑張ってこいよ｡」

🐱「ユトは一位になれる‼」

『ありがとうございます‼頑張りますね!』

🦊·🐱「「誰よりも一番応援してるから‼」」

2人はそう言い残して、僕の練習室を去った。

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2人が去った今、
話し声が溢れていた僕の練習室は寂しく何の音もしない。

大丈夫､これは慣れてるから。
僕は一人でも頑張れるし。

にしても､「オーディション番組に出てもらう」と言われただけで要項を知らない｡
パソコンを……

『ん?』

書類に書いてあったある単語が明確に見えた。
パソコンを寝袋の中から取り出す前に床においていたホッチキスで挟んでいる書類のページを一枚めくって見ると､

『開催場所、……?』

『アメリカァァァァァァァ?!』