11.可愛い癒し ページ12
🐱Side
ウォヌがユトのアッパみたい。
じゃあ僕がオンマ?
だからユトは僕らと顔が少し似てるのかな……?
🐱「じゃない‼じゃない‼どうして社長室に呼ばれたのぉ!!」
2人が仲良さそうに話してたのもそうだし、
思いっきり話題が逸れてたから少し大声になっちゃった。
『実はですね、僕、オーディション番組に出ることになったんですよ!ㅎㅎ』
🐱「えぇぇぇぇ?!」
驚き以上に喜びが勝った。
やっとユトの実力が世界に出る……!
ユトの努力の結晶達が……!
それに、どこか僕らが出ている漫画のボイスドラマの役と同じような道を歩いてる気がしてリアリティーが増してる…!
🦊「マジか、」
『そうなんですよ‼びっくりしました?』
🐱「ビックリだよ‼だって“God On Stage”とほとんど同じ設定になるじゃん‼」
僕がそう言うと、ふたりとも引っかかっていた何かが取れたかのように瞳孔がキュッとなってる感じがした。
『ドウンはゲームオタクの元フリーター,ミンファは子役出身の中国人,オサムが日本人……一応全員達成しましたね!』
🐱「いや、?ウォヌが1つ達成してないよ?」
🦊「え?」
ウォヌは気づいてないのか、ぽかんとしたような驚いた顔になった。
ウォヌヤ、自分のキャラなんだから気づこうよ。
🐱「バイト始めないと。」
僕がそう言うとユトがパッと閃いたような思い出したようなそんな顔になっては、すぐに笑い始ながら『確かにㅎㅎ』って共感してくれた。
この笑顔が最高に可愛くて癒しなんだよ〜、
ダンスをしてる時の表情管理とは違って、
困り眉で口元をハートの形にさせながら少しガミースマイルで笑うユトと、口元のミニユト(ホクロがお目々の子)は本当に可愛い。
🦊「流石にこの過酷な練習とバイトは無理無理。死ぬ死ぬ。」
手と頭を左右に振りながら無理無理と言ってるウォヌがユトのツボなのかまだ笑ってる。
『ㅎㅎㅎ大丈夫だと思いますよ、流石に社長は僕みたいにキャラに似せようとしてバイトなんてさせないと思いますよ!』
🦊「いや、ユトは普通に実力で選ばれたんだと思うよ。」
『あ、そうなんですか?』
🐱·🦊「絶対そう。」
多分SEVENTEENProjectの中で一番だよ、ユトは。
そう言っても、ユトは謙虚だから否定するんだろうけど……
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作者名:ゆにっと | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/
作成日時:2024年2月10日 11時