10.心配症 ページ11
🦊Side
ユトが部屋に入ってくるや否や､
練習休憩で来たことを忘れていたのか
汗臭い(であろう)ジュナがユトに抱きつきに行った。
ユトは一方的に抱きつかれてる状態だけど､
満更でもなさそう。
……いいな、俺もあれくらいグイグイ行けたら良いけど､流石に引かれるか。
途中でジュナに煽られたけど､意志だけ伝えた。
ユトは待てができるやつのほうが好きなはずだから。(
🦊「そう言えば､どこに行ってた?」
『社長に呼ばれたので､社長室に行ってました｡』
🐱「遂に僕らと合流?!」
『いえいえ、その話じゃなかったです。』
なんだ、ちょっと期待したじゃん｡
🐱「えぇ〜……だって僕ら以外でユトを知っている人居ないんじゃないの?」
🐱「ほぼ隔離状態なんだし､何よりユト籠もってでてこないじゃん?」
『そんなこともないですよ‼実は僕が一方的に知ってる子とか居るんですよ‼』
そんなこと言ったって､
お前の存在を知ってるハニヒョンは
👼「あの子はいつになったら外に出るのか!」
って心配してたよ。
🦊「でも､練習室から出てくる姿を全く見たことないぞ。」
『まぁ…出てくるとしたらほとんど真夜中ですしね……練習生寝静まってますよ。』
それがいけないんだよ。
深夜なら寝ないと。
🦊「一応学生なんだから､ちゃんと規則正しい生活しろよ｡」
『心配ありがとうございます｡肝に命じます｡』
🦊「って話は2回目｡」
思ったことがそのまま口に出るほど､
自分でもユトは大きな存在なんだなと思う｡
当の本人は少し反省している感じがするから、
これを気にほんとに生活リズムを変えて欲しい。
同じ墓に入るためにも。(
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作者名：ゆにっと | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/
作成日時：2024年2月10日 11時
