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二十八話 恋人同士と幼なじみと ページ32

「…といっても、殺されたんじゃなくて…人格が人格に潰された感じかな?


これで、昔話はシュ〜リョ〜!」


そう言いながら、ぴょんぴょん飛び跳ねる八木…ちゃん


トン、トンと、軽快なリズム

「それで…奈菜羽ちゃん…じゃないか、八木ちゃんはどうするの?」


あ、そうか


私達の下の名前、どっちも奈菜羽なんだっけ…


うーん…呼び名に困るなあ…


八木ちゃんは、しばらく考えた後、閃いた顔をして、茜くんの方に顔を向けた


「私のことは零ちゃんって呼んで、茜くん!これからかあ…出雲の家に居候!」


「え?八木ちゃんは、それでいいの?」


私を指差しながら、ドヤ顔で言う八木ちゃん


私は、いつでも歓迎するけど…


「それでいいの!出雲と、一緒に暮らしたいし!」


…確かに、私も、一緒に暮らしたいな


満場一致で決定し、私達は喜び合った


キャーキャー響いて、うるさいだろう


でも、茜くんは、私達を見て微笑んだ


やっぱり、優しいなあ…


「出雲〜…いつの間に、カップルに…」


「うええ!?心読んだの!?」


八木ちゃんは、私を覗き込みながら、爆弾発言をした


たたたたしかにそうだだだけどどどどど!


「滅茶苦茶動揺してるね〜」


「ニヤニヤしないで…八木ちゃん…」


「でも、僕達恋人同士だし、間違ってないよね」


「…う…うん…ソウデスネ…」


「あ!出雲、顔赤いー!」


…この後、恋バナをひたすら聞かれた


というか…茜くんが、全部素直に答えてる…


でも…茜くんの顔も赤くなってるし、照れてるのかな?


言ってて、照れてくるな…


「…ところで、勉強は?」


「泊まってく予定だったー」


着替えも、一応持ってきたし…


「まあ、別に僕は良いけど…」


茜くんが、許してくれた…?


…うーん…ふじゅんいせーこーゆーとか言われるかと思ったけど…


…許してくれるんだ…


…嬉しいなあ…でも…


異性として見られてないかも、なんて…


…悲しいなあ…なんて…

二十九話 お泊まり→←二十七話 私“達“の過去



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エユ(このみ☆)(プロフ) - ヨミエルさん» ありがとうございます!アカウント移行してしまっていたので、気づくのが大分遅くなってしまいした…申し訳ありません…最後は、名前固定の秘密を明かそうかなー…と思い、書いてみました!気に入ってくれて良かったです!いつか作る予定なので、楽しみにしてください! (2020年2月21日 16時) (レス) id: f90d9ba581 (このIDを非表示/違反報告)
ヨミエル - 私も茜くん推し&loveだったのでサイッコーに面白かったです!あとがきのときの最後、夢主ちゃんの名前が出てきて、夢主ちゃん、意味深というか、とにかく凄く良かったですっ! また、茜くん落ち、作ってくれたら嬉しいです。 長文失礼しました\(_ _) (2020年1月18日 19時) (レス) id: 0e24ec4023 (このIDを非表示/違反報告)
木の実☆(このみ☆)(プロフ) - レミィさん» ありがとうございます!( ^^)/面白かったようでなによりです(*^▽^*) (2018年10月17日 6時) (レス) id: 565c3a754b (このIDを非表示/違反報告)
レミィ - 完結おめでとうございます!面白かったです! (2018年10月16日 21時) (レス) id: eb89fa6efd (このIDを非表示/違反報告)
木の実☆(このみ☆)(プロフ) - レミィさん» ありがとうございます!(≧∇≦*)小説を書く暇が、ちょこっとですができることがあるので、そのときにちょこちょこ書いたりします(●´∀`●) (2018年10月11日 19時) (レス) id: 565c3a754b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:木の実☆(このみ☆) | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年8月23日 22時

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