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十九話 今まで ページ23

「うーん…暇だなあ…」

(…これが、過去の記憶?)

そう思いながら、その人を見た

白色の長い髪、片目が眼帯で隠されている赤色の目、白色の服…

全て、綺麗だった

私も、他の人から、綺麗って、思われてるのかな…?

そう思った

「…にしても、皮肉な話だなあ…人格に殺されるなんて」

…何のこと?

人格に、殺される?

うーん…さっぱりわからない

考えているうちに、寧々ちゃんが来た

(寧々ちゃん!)

「…え…奈菜羽ちゃん!?」

寧々ちゃんは、白色の髪の人を見て、驚いている

見たら、寧々ちゃんの手には、ノートが抱えられていた

…日記かな?

「こんにちは、寧々ちゃん。そして、さようなら」

そう言って、武器を構える、私そっくりな綺麗な人

見ると、木刀が握られていた

私の家にある木刀、そっくりだ

白色の髪の人は、寧々ちゃんに向かって走った

(嫌だ…!)

…すると、花子さんが来た

「イズモ…?」

「こんにちは!七番様!お久しぶりです!」

女の人は、元気に挨拶をする

まるで、今のことが無かったかのように

「…ヤシロから離れて、イズモを出して」

冷静な口調で話す、花子さん

でも、顔には焦りの表情が、滲み出ている

早く返してほしいと、言っているかのよう

「えー、元は私の体だよ?無理ですよー」

そう言いながら、木刀を投げる

花子さんと寧々ちゃんは、運良くかわすことができたみたい

「イズモはイズモ、君は別人だ。返して、零番」

…零番?

七不思議に、零番なんて、あったんだ…

「いーやーでーすー」

そう、歯を見せながら否定した、白髪の女の人

まるで、駄々をこねる子供みたい

「…なら、力づくでも、返してもらうよ」

…そして、バトルが始まった

一方が木刀で攻撃し

一方が包丁で防戦する

白髪の女の人が、明らかに有利だった

何せ、私の体だ。花子さんもためらっているのかもしれない

「…イズモ!」

花子さんが、私の名前を叫んだあと

私は体を奪い、花子さんは、私に包丁を突きつけた

そこで、また、意識が途切れた

二十話 その頃→←十八話 洗脳



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エユ(このみ☆)(プロフ) - ヨミエルさん» ありがとうございます!アカウント移行してしまっていたので、気づくのが大分遅くなってしまいした…申し訳ありません…最後は、名前固定の秘密を明かそうかなー…と思い、書いてみました!気に入ってくれて良かったです!いつか作る予定なので、楽しみにしてください! (2020年2月21日 16時) (レス) id: f90d9ba581 (このIDを非表示/違反報告)
ヨミエル - 私も茜くん推し&loveだったのでサイッコーに面白かったです!あとがきのときの最後、夢主ちゃんの名前が出てきて、夢主ちゃん、意味深というか、とにかく凄く良かったですっ! また、茜くん落ち、作ってくれたら嬉しいです。 長文失礼しました\(_ _) (2020年1月18日 19時) (レス) id: 0e24ec4023 (このIDを非表示/違反報告)
木の実☆(このみ☆)(プロフ) - レミィさん» ありがとうございます!( ^^)/面白かったようでなによりです(*^▽^*) (2018年10月17日 6時) (レス) id: 565c3a754b (このIDを非表示/違反報告)
レミィ - 完結おめでとうございます!面白かったです! (2018年10月16日 21時) (レス) id: eb89fa6efd (このIDを非表示/違反報告)
木の実☆(このみ☆)(プロフ) - レミィさん» ありがとうございます!(≧∇≦*)小説を書く暇が、ちょこっとですができることがあるので、そのときにちょこちょこ書いたりします(●´∀`●) (2018年10月11日 19時) (レス) id: 565c3a754b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:木の実☆(このみ☆) | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年8月23日 22時

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