[地縛少年花子くん]知らない。知りたくない

一話　転校 ページ2

※ス『』はスミレのセリフです
※キャラ崩壊してるよ!
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スミレside

はあ…

これで、転校回数、通算3回目

両親の都合で仕方なく。これは仕方ない…けど

先「今日は、転校生を紹介するぞー」

全「「いえーい!!」」

…この空気の中行くのは、かなり無理がある

…はあ…

先「んじゃ、入ってこい」

…覚悟を、決めるしかないのか…

ガラッ

入った瞬間、クラスの目線が痛いほど突き刺さる。この目線が一番嫌いだ

ス『今日から、このクラスで授業を受けます、嘉寿奈スミレと申します。よろしくお願いします』ﾆｺｯ

全「「ざわざわ…」」

…毎回、クラスの人が、ざわざわする

先「嘉寿奈の席は、そこの源光の隣なー」

クラスの害悪存在になったな…そう思いながら、『源光』という存在に足を進める

光「これからよろしくな!」

ス『…よろしくお願いします』ﾆｺｯ

人に挨拶をするときは、笑顔で挨拶をする。それが、私の“護身術“だ。笑顔で挨拶しないと、いじめられてしまうから

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光「そういえば、嘉寿奈さん」

ス『スミレで良いですよ…何ですか?』

嘉寿奈という名字は、呼びにくく、書きにくい。何故この名字なのか

光「スミレって、七不思議、信じるタイプですか?」

ス『敬語でなくて結構です…信じますよ』

光「じゃあ、“トイレの花子さん“って、知らねーか?」

ス『…はい。知ってます』

…知らないと、思ったのですか?

大体の人が、知ってると思いますが…

光「じゃあ、明日の放課後、女子トイレに来てください!」

敬語の癖が抜けないのか、敬語を使う光くん…

不信。きっと、信用が無いのかもしれない

ス『はい、わかりました』

…そして、今日の授業が終わり

私は…帰宅した

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Noside

光「先輩!花子!」

花「ん?少年、どーしたの?」

寧「どうかした?」

光「俺のクラスに、転校生が来たんで」

光「明日、連れてきて紹介します!」

寧「そうなの!?イケメン!?」

光「あー…女っすね…」

花「フーン…少年、その子好きなの?」

光「はあ!?」

寧「まあまあ、落ち着いて。ね?」

光「は…はい!」

花「少年、その子の特徴は?名前は?」

光「普通名前が先だろ…えっと、黒髪で、髪が長くて、赤い眼鏡かけてて…名前は、嘉寿奈スミレって言ってたぞ」

花「へー…」

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