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メイド「うぅっ、すごく綺麗です、A様…」
「なんで泣いてるのよ！！
まだ結婚するって決まったわけじゃないよ？」
薄いピンクのベースに、
肩へ控えめにリボンがのってるワンピース
髪は編み込みをして、まとめてもらい
あんまりしないお化粧も
薄くだけど、
ユミちゃんにしてもらった
メイド「ですが……うぅ、、」
「もう、泣かないの！
ユミちゃんお別れはしないんだから、ね？」
メイド「は、い、！」
いつものバックの
3分の1くらいの小ささのカバンに、
最低限のハンカチと携帯、リップを入れて……。
「じゃあ、行ってきます」
メイド「いってらっしゃいませ」
真っ白な大きいドレッサーが飾られている
私のお部屋を出て、
お留守番のユミちゃんを置いて、1人で車に乗り込む
そして、運転手さんに案内をされながら
おみあい会場へ向かった
もう既にお父様は
相手のお父様とお話をしているようで
先に席に着いている、との事
お相手の方は、どんな御方なのだろう
私の、不安と少しの期待を込めて
個室のドアが開いた
父「娘の、Aです」
「失礼致します」
「はじめまして、滝崎Aです」
ユミちゃんに教えて貰ったとおりに、
ゆっくりと頭を下げる
飛貴「あ、」
前から聞こえたのは
どこかで聞いたことある声、
ふと、顔を上げると……
「あっ、！」
あの時、
ヴァイオリンを弾いていた、彼がいた
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涼花(プロフ) - こんなにうまく描ける才能が羨ましい。全部の作品見ちゃう感じです！ (2020年2月29日 23時) (
レス) id: 8eb68a5809 (このIDを非表示/違反報告)
佐倉 - 初めて作品を読ませていただいたのですが、自然と涙が溢れるくらい感動しました…！これを機に、他の作品もぜひ読ませていただきます！！ (2019年4月24日 23時) (レス) id: 546e44f202 (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - はぴこさん» ありがとうございます！そう言って頂けて嬉しい限りです！！ぜひぜひ、これからもよろしくお願いします！ (2018年12月20日 12時) (レス) id: c8152cd10b (このIDを非表示/違反報告)
はぴこ(プロフ) - あんずさんのお話、ホントに素敵で大好きです！！これからも楽しく読ませていただきます！ (2018年12月18日 21時) (レス) id: d67f5936e1 (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - あーちゃんさん» ありがとうございます！そんな、、、！嬉しすぎます！！頑張ります！ありがとうございます！！！ (2018年12月15日 22時) (レス) id: c8152cd10b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんず
| 作成日時：2018年12月10日 17時
