はちみつとメロディー

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家に着くなりなんなり、

すぐに報告を。









「ただいま、ユミちゃん」


「見てみて！優勝したの！」









私のお部屋の掃除をしてくれていた彼女は

私の手の中にある紙を見て、






メイド「A様、！」




メイド「やりましたね！
おめでとうございます！！」







涙ぐんで、一緒に喜んでくれた








「本当に優勝できるだなんて……。
飛貴くんのおかげ、」









目の端に映っていた、

ユミちゃんの肩がビクッと上がる








、、、？


な、なに……？









すると、ユミちゃんは
こっちを見て


真剣な顔をする









メイド「旦那様が、6時頃に
お部屋へ来て欲しいとのことです。」









お父様からの

お見合いの話以来の呼び出し。









「わ、私、怒られる、？」









なんかしたっけ、？！


飛貴くんや、彼の御家族の前で
ご無礼なことをしてしまった、？



ど、どうしよう、！









ユミちゃん！！と、

彼女へ救いの手を求めると








メイド「きっと、お嬢様は怒られた時以上の
大きなダメージを受けてしまうと思います」



メイド「私の口からは詳しく言えませんが……」









小さい頃、
よくやってもらっていたように


私と目線を合わせて
私の手を優しく包んだ








いつも、ユミちゃんは

私が怒られる時や、
悲しい思いをしなきゃいけない時に


これをしてくれていたんだけど……。









本当に本当に、嫌な予感しかしない、



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