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その後、練習を再開して一時間弱










飛貴「今日はこのくらいにしておこっか」







「ごめっ、!
またいっぱい間違えちゃって…」







飛貴「大丈夫大丈夫!
あそこは俺のリズムの取り方もおかしいから。

今度2人でもう1回やろ?」









やっぱり、彼の技術はものすごく高くて

私は追いついていくのに精一杯









むしろ、飛貴くんに迷惑をかけてる気がする









「……ありがとう、飛貴くん」









こうやって、また彼に甘えちゃう私は

本当にまだまだ、だな、












私が楽器を分解して、
タオルで唾抜きをしていると









飛貴「あ、!俺、先生に用事あるんだった!」



飛貴「じゃあね!気をつけて帰ってね!」









先に、時計を見ながら、
急いでいる飛貴くんが教室を出た









「うん、ばいばい!」









それにつられて私も時計を確認すると、

時刻は、5時50分








この学校は6時には完全下校だから……








やばい、!

閉まっちゃう!!!









急いで楽器を閉まって

楽譜を詰め込んだカバン持ち、





教室の鍵を持って、
2階の管理室へ走る








「3階の防音室の、鍵です、っ、」



・「はーい、ありがとねー」







ふぅ、間に合った、


ここは、たまに早く閉まっちゃうから
なんとか間に合ってよかった、、






切れたい気を整えながら、
階段をゆっくり降りる









っ、?!






後ろから、何かの衝撃を受けて

ふわっ、と前へ体が浮く









ううっ、!!!

やばい、!









落ちる直後に見えたのは、




飛貴くんをかっこいいと褒めていた
数人の先輩達の姿だった





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涼花(プロフ) - こんなにうまく描ける才能が羨ましい。全部の作品見ちゃう感じです! (2020年2月29日 23時) (レス) id: 8eb68a5809 (このIDを非表示/違反報告)
佐倉 - 初めて作品を読ませていただいたのですが、自然と涙が溢れるくらい感動しました…!これを機に、他の作品もぜひ読ませていただきます!! (2019年4月24日 23時) (レス) id: 546e44f202 (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - はぴこさん» ありがとうございます!そう言って頂けて嬉しい限りです!!ぜひぜひ、これからもよろしくお願いします! (2018年12月20日 12時) (レス) id: c8152cd10b (このIDを非表示/違反報告)
はぴこ(プロフ) - あんずさんのお話、ホントに素敵で大好きです!!これからも楽しく読ませていただきます! (2018年12月18日 21時) (レス) id: d67f5936e1 (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - あーちゃんさん» ありがとうございます!そんな、、、!嬉しすぎます!!頑張ります!ありがとうございます!!! (2018年12月15日 22時) (レス) id: c8152cd10b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あんず | 作成日時:2018年12月10日 17時

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