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236話 ページ38

クルッ


アキノリ「そういえば、此処で{スザク蒼天斬}を手に入れた時は、まだハルヤと洞潔は敵だったよな。{スザク蒼天斬}を手に入れて帰ろうとしたら、いきなり酒呑童子と洞潔に襲われるんだもんなー!」


シン「えっ、そんな事があったの?」


トウマ「うん、でも今は一緒に戦う仲間だもんね」


ハルヤ「フン、甘っちょろい事を言うな。俺はただ姫に仕えているだけだ」


風夏「空亡に、もうこれ以上誰も傷つけさせない……!」


ハルヤ「さぁ、姫。あまり時間がありません。覚醒の儀は私が執り行います。御覚悟はよろしいですか?」


風夏「うん!始めよう!」




酒呑童子「汝、妖魔界を統べる鬼族の姫、朱夏」


風夏「(いよいよ私、朱夏として覚醒するのか)」


酒呑童子「我・・・今此処に、5つの宝剣をもちいて、汝の魂を解き放たん」


洞潔「(もうすぐ・・・朱夏様が覚醒するのか・・・)」


酒呑童子「偉大なる宝剣に宿りし5人の魔神よ・・・我が姫のもとへ集え!」


ラント「・・・(今のところ、変わったところは無いな・・・問題無さそうだ)」

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作者名:杉下永琳 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2024年3月25日 14時

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