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108話 ページ10

えっ・・・


風夏?「妾はまだ完全に覚醒している訳じゃないし・・・完全に覚醒した時にちゃんとした状態で会いたいからな」


なるほど・・・


スッ


風夏?「また会おう、水色髪の少年よ」


小間「は、はい・・・」


風夏?「・・・」カクンッ


あ、気絶した・・・眠ったのかな?


スッ


風夏「あれ?私・・・"なにしてたんだっけ?"」


えっ・・・


小間「覚えてないんですか?さっきまでの事」


風夏「この部屋に来て・・・鍵を見つけて・・・」


あ、この部屋にあったんだ・・・


風夏「その後、山姥に襲われたのは覚えてるんだけど・・・そこから記憶が無いんだよね、なにか知ってる?」


小間「えっ!?えーっと・・・」


風夏?『妾の事、黙っていてくれないか?』


・・・


風夏?『妾はまだ完全に覚醒している訳じゃないし・・・完全に覚醒した時にちゃんとした状態で会いたいからな』


小間「いいえ、知りません。僕も今来たばっかりですから・・・」

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作者名:杉下永琳 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2024年3月24日 2時

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