【鬼滅の刃】無惨君と俺と時々違う人【男主】

二『無惨君と接吻しないと出られない部屋』 ページ2

目が覚めると真っ白な部屋に居た。可笑しいな昨日は確か無惨君と徹夜でゲームやって寝落ちしたはずだけど…横を向くと無惨君が寝ていた。呑気に寝んなし。

『無惨君、無惨君』

「んん、…」

『起きろこの乾燥ワカメが昨日俺を十連チャンで負かした事は根に持ってるぞ』

中々無惨君は起きない。昨日は徹夜だったからなぁ…そんなことを思っていると上からプレートのようなものが下りてくる。なになにぃ〜？


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キスしないと出られない部屋
30分以内に実行しないと永遠に出られません。

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御都合展開過ぎん？野郎が野郎にチッスしてる所誰が見たいんだよ…。
無惨君はまだ起きないみたいだし

『…まぁ仕方ないか無惨君起きんなよ〜！』

無惨君の頬に顔を近付けちゅ、と口を当てる。別にキスと言ったって口とか書いてねぇし。
その直後急激な眠気が襲ってきた。あいつ頬に強力睡眠薬でも塗り込んでたのか。眠気に耐えられなくなりパタリと倒れる。最後に見たのは愛とおしそうに目を細め微笑む無惨君だった。







「ふ…愛らしいな。…」


と言う声は俺には聞こえなかった。

三『無惨君と俺と上下戦争』→←一『無惨君が俺のプリン食べた』

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