検索窓
今日:3 hit、昨日:6 hit、合計:306,533 hit

『無惨坊っちゃんと俺』五 ページ5

『無惨君!雪が降ってきたよ!食べる?』

「しね」

無惨君は相変わらず部屋から出てこれないので布団を被りうえから更に羽織を羽織っている。
暖かそう。俺は鳩羽鼠色の羽織を着て外で雪だるまを作っている。

『こうして、こう、して、よし出来た。無惨くんだるま』

最後の仕上げと言わんばかりに人参を突き刺す。
小枝で作った眉毛に石で目を作った。その顔はむっ、としており頭の上に少しでかめの木の枝が刺さっていた。

「何だその不恰好な肉だるまは」

『失礼すぎだろ。無惨君だるま!!リピートアフタミー!!』

「りぴ…?なんだ??」

『繰り返せ!無惨君だるま!!』

「肉だるま」

『だぁぁぁ!!』

と無惨君に届かないように軽く雪玉を投げる。
無惨君はそれを見ると鼻で笑い

「もし一つでも当たったら解雇してやる」

『パワハラ!!!』

「ぱわ…?」

こいつは本当にパワハラワカメだわぁ。無惨君は大きな声で笑っていた。
涙が出るくらに俺に向けて笑っていた。

「ふっ、ふふふふ。」

『 笑 う な !!!』

「あははっ!!」

無惨君があまりにも大きな声で笑うので他の使用人達が駆け付けてきた。雪だるまを見られたら死ぬので回し蹴りをして首を吹っ飛ばしといた。人参は後で美味しく頂きました。


「寒いから一緒に寝ろ」

堂々と言われ夜に布団に潜り込み一緒にねんねしました。
今日は一等冷えていたので無惨君にすっごい抱き締められました。超苦しかった。でも良い匂いしたので許す。

『無惨坊っちゃんと俺』六→←『無惨坊っちゃんと俺』四



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (208 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
493人がお気に入り
設定タグ:鬼舞辻無惨 , 男主 , 鬼滅の刃
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

おむれつとおむらいすのちがいをきのうしったたかつきさん - いやめっちゃ草。ほんとに草。らくに筋トレできちゃいますねしっくすぱっとだうひゃぁ (2020年2月3日 17時) (レス) id: 6a599a3a76 (このIDを非表示/違反報告)
かさかさスライム(プロフ) - ひゃーーーーーー最高の作品に出会ってしまったーーーーーー!!すきー!!! (2019年11月14日 19時) (レス) id: 28225f04e1 (このIDを非表示/違反報告)
やの あかね(プロフ) - わわわ、髪紐持ってっちゃった…!たんじろ逃げて、超逃げて!!! (2019年11月12日 20時) (レス) id: b41524b4b3 (このIDを非表示/違反報告)
nanoka(*´∀`)(プロフ) - え、好きです(((( 無惨様とずっと居られるなんて幸せすぎですね!とても好きな作品です!!応援してます!!他の作品も読んでみます! (2019年11月12日 18時) (レス) id: c7fdcaabfc (このIDを非表示/違反報告)
やの あかね(プロフ) - ママって呼びたくなりました(( (2019年11月11日 17時) (レス) id: b41524b4b3 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作成日時:2019年11月6日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。