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『無惨君と俺』十二 ページ12

一時間くらいたった頃にA。A。と名前を呼ぶ声が聞こえる。
押し入れからにょろんと出てくると抱き締められた。

『はいはい無惨君はおこちゃまでちゅねぇ〜。日が出る前にここを出ていくぞ支度しろ』

「お前は、…どう、するんだ」

『お前と一緒に行くよ。親友だろ?お前が望むならお前と一緒に成ってやる。お前が俺を助けてくれたように。』



それから歴史が変わっていった。
無惨君の血を分け当たえれば俺達と同じになることが判明。取り合えず分けまくった。
人里では俺達の事を "鬼" と言われるようになった。そして鬼狩りなんかも作られた。
俺達はそれぞれの能力を学んでいった。俺達はその能力を鬼血術となずけた。

お日様の下に出れないような事をしても俺には無惨君が無惨君には俺が居るから。
てな感じで鬼達を増やし十二鬼月とか言うものを作ってみた。強い鬼を上弦弱い鬼を下弦となずけ無惨君はそいつらを手足にし俺はオニートやってます。


そして暇してたので夜中にお散歩していると黒い隊服を纏ったガキんちょ達に追い掛けられてます。
背中に "鬼殺隊" て書いてあったしあっち系じゃん!!ヤバイ死ぬ死ぬ死ぬ!

「追い詰めたぞ鬼が、」

『やめてこないで助けてぇええ!!イ"ャアアアアアア!!!!』

「ここは俺が行く。俺は安全に出世したいからなオラッ!」

『イ"ャアアアアむりむりむりむりむり!!!もうダメ!!鬼血術!目玉焼きご飯!!』

目玉焼きご飯とか気の抜ける鬼血術だな。それに俺目玉焼きご飯好きじゃねぇし。
とか考えてると焦茶色の煙を漂わせていった。あっ醤油の匂い
バタリと倒れて行く。鬼滅隊員達このまま食べようかと思い近くに寄るとスパンっと俺の腕が切られる。

『うぉああああああ!!いっっっっっったぁぁぁぁぁぁい!!!!!!』

「上弦…いやそれ以上か」


顔を上げれば茜色の瞳が俺を捕らえていた。それは日の用に明るかった。俺の中の本能が叫んでる。
こいつには勝てない。逃げねば。逃げねば。卵かけご飯がこいつに通じるとは限らない。つか効かなさそう。そもそも卵かけご飯は人間が食われてる間痛みを問わないよう。

術の掛かった奴等の最も幸せな記憶に閉じ込めてるだけ。今考えればこんな素敵な鬼血術何でもっといい名前にしなかったのだろうか。

『無惨君と俺』十三→←『無惨坊っちゃんと俺』十一



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おむれつとおむらいすのちがいをきのうしったたかつきさん - いやめっちゃ草。ほんとに草。らくに筋トレできちゃいますねしっくすぱっとだうひゃぁ (2020年2月3日 17時) (レス) id: 6a599a3a76 (このIDを非表示/違反報告)
かさかさスライム(プロフ) - ひゃーーーーーー最高の作品に出会ってしまったーーーーーー!!すきー!!! (2019年11月14日 19時) (レス) id: 28225f04e1 (このIDを非表示/違反報告)
やの あかね(プロフ) - わわわ、髪紐持ってっちゃった…!たんじろ逃げて、超逃げて!!! (2019年11月12日 20時) (レス) id: b41524b4b3 (このIDを非表示/違反報告)
nanoka(*´∀`)(プロフ) - え、好きです(((( 無惨様とずっと居られるなんて幸せすぎですね!とても好きな作品です!!応援してます!!他の作品も読んでみます! (2019年11月12日 18時) (レス) id: c7fdcaabfc (このIDを非表示/違反報告)
やの あかね(プロフ) - ママって呼びたくなりました(( (2019年11月11日 17時) (レス) id: b41524b4b3 (このIDを非表示/違反報告)

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作成日時:2019年11月6日 17時

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