collaborateur2

消した記憶 ページ4

side Shota

1ヶ月半くらい前、、、なにかあったか…？



渡「あ、、、」

思い出した。



渡「ふっかにゲーセン断られた。」

岩「言ってたな、そんなこと笑」

ラ「えーしょっぴーそれだけ？笑」

佐「えーしょっぴーそれだけ？笑」

ラ「佐久間くん！真似しないでください！笑」

なんだよ人がせっかく頑張って絞り出したのに！笑


深「ゲーセン…？断った？俺が、、、？」

渡「おいふっか？」


深「…ｯいったい、、、！」

急にふっかが頭を抱えて苦しみ出して

岩「ふっか？おいふっか！！」

宮「阿部、今すぐ保冷剤持ってきて！ふっか？ふっか！！」

深「…え、嫌だ怖い…」

…そのあと急に震えはじめた。




阿「ふっか、何か思い出したみたいだったね。」

宮「なにを思い出したんだろう…あんなに震えるなんて相当なことだよな、、、」

あのあと気を失うようにしてふっかは眠ってしまった。

阿部と涼太がずっと付きっきりで側にいる。
病院に連れて行くべきか迷ったけど、熱もなければもう頭痛を訴えることもなくて、迷った挙句もう少し様子を見ることにした。



渡「普通はさ、いつもと違うことがあったら鮮明に覚えてるじゃん？…でもふっかは覚えてなかった。」

阿「きっとあまりにも衝撃的で嫌な思い出すぎて記憶から消したんだよ。」

宮「康二はそのことに気付いてた。だからきっとふっかに言わなかったんだろうね。」


俺たちがそんな記憶を思い出させて良かったのか。
康二がせっかく守り抜いたものを壊してしまった気がした。

言えない→←忘れてること

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す