collaborateur2

背負ったものの大きさ ページ19

side Daisuke

ふっかが襲われかけた…？拳銃を持った男に？

渡「ふっかたちが隠してたのってこれか…」

宮「そりゃ俺たちには言えないね…」

阿「怖かったよね…ごめんね…」

深「…なんで阿部ちゃんが謝るの？ごめん。みんなのこと信頼してないわけじゃない。けど、これをみんなに話したらみんなを危険に晒すことになると思ったら、言えなかった。」

ふっかはなにも悪くない。そりゃ言って欲しかったけど、こんなのもし俺だったとしても言えない。

渡「襲われかけたってことはその前に…？」

深「…康二が気付いて蹴り飛ばしてたよ。」

いつからそんな男前になったんだろうね〜康二は。
いつもはあんなに甘えたなのに。


安「その日から康二は深澤さんに盗聴器が仕掛けられる度に持ってきてくれました。性能や指紋からその組織の手がかりになるかもしれなかったので。」

深「仕掛けられる度…？俺、あの日しか知らない…」


日本で拳銃なんてまず珍しい。

…だから1人で1ヶ月半、誰にも、ふっかにさえも悟られずに。



それで最後は自分を犠牲に、、、？
バカだよ。バカすぎるよ康二。

もっと自分を大切にしてよ。
自分のことを犠牲にしないでよ。




俺たちの前からいなくならないでよ、、、。

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