守れなかった ページ16
side Rei
安「昨日の早朝3:30ごろ康二から連絡が入りました。」
–––5月7日 a.m.3:30
組織の仕事がなかったその日は溜まった書類を片付けていた。署には俺の他にもたくさんの捜査員がいて、パソコンを睨みつけながらも調査や報告書を進めていた。
捜「今日は康二くん来ないな。」
諸「来ない方がいいんだよ。」
捜「分かってますけど、康二くん俺らの荒んだ生活の癒しなんですよ〜」
なんて会話もしていたな。
ピロン
降「俺だ。」
康「来たコードネーム3人。さっき、帰った。ふっかさん危ない、守って。メンバーも。あとな、」
康二からそんなメールが来た。
このメールが意味するのはネーム持ちが3人康二の元に来たということだ。
内容が中途半端に終わっていてすぐに最悪の事態になったと気づいた。
諸「ゼロ？どうかしたか？…てこれ、、、！理事官、出動の許可をください。康二が幹部に接触しています！」
理「今すぐ行ってこい。」
俺たちはそのまま深澤の家に向かった。
異常に静寂だった。まるでなにもなかったかのような。
でもそのあと…見つけてしまったんだ。
降「康二！！」
足に1発、心臓に1発。確実に銃痕。
撃たれたんだと気づいた。
俺たちが着いたときにはまだ意識があった。
康「ここに、来たんは、…」
俺のことを見つけて、深澤の家に来た幹部の名前を告げた直後、康二は意識を失った。
なんで俺は守れなかったんだ…
組織のヤツらがここに来ることは簡単に予測出来たのに、なんで俺は何もしなかったんだ…
自分に腹が立つが、それはあとだ。
…今しなければいけないことがある。
降「風見。深澤の無事を確認しろ。」
風「わかりました。」
諸「なぁ、ゼロ…康二の心臓の音が聞こえない…康二！しっかりしろ！！康二！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 169人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
さおりん(プロフ) - レモンさん» コメントありがとうございます！そんな風に言っていただけて嬉しい限りです、、、！ (2020年5月22日 23時) (
レス) id: 44865e5fd6 (このIDを非表示/違反報告)
レモン(プロフ) - こんにちは コナンのことはあんまよく分からないのですが……「どうなっちゃうの!？」ドキドキワクワクが止まらないそして気になるぐらい楽しみなひとつの作品です。頑張ってください (2020年5月22日 11時) (レス) id: 07a38f0ffb (このIDを非表示/違反報告)
さおりん(プロフ) - 弓道ちゃん♪さん» ありがとうございます！めちゃくちゃ嬉しいです！出来るだけたくさん更新できるように頑張ります！ (2020年5月20日 22時) (レス) id: 44865e5fd6 (このIDを非表示/違反報告)
さおりん(プロフ) - ひらめさん» 康二くん担さんにこういったコメントをいただけるととても嬉しいです！ (2020年5月20日 22時) (レス) id: 44865e5fd6 (このIDを非表示/違反報告)
弓道ちゃん♪(プロフ) - 大好きな作品なので更新待ってます！！頑張ってください!! (2020年5月20日 20時) (レス) id: cdb52c6ff0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：さおりん | 作成日時：2020年5月19日 16時
