collaborateur2

反応 ページ14

side Ren

あのあとその場で解散して俺は家に戻ってきた。

なんとも言えない喪失感でこんなに寝付けない夜は久しぶりだった。


朝起きてみれば携帯には着信がいっぱいで。
…西畑くんばっかりじゃん。

あ、よく見れば原ちゃんからも来てる。


そっか。康二くんの活動休止発表されたんだ…。


prrrr

目「もしもし。」

西「康ちゃんが活動休止ってどういうことや！」

西畑くん朝からうるさい…

目「俺らも知らないんだよ。」

西「知らないってなんやねん！メンバーやろ？！」

目「俺たちもほんとに知らないんだって。今日…あ、なんでもない。」

西「今日、なんやねん？」

目「ほんとになんでもない。このあと用事あるから切るわ。」

このことは口外禁止。西畑くんに今日聞くことを伝えたらきっとしつこく聞かれて俺は言ってしまうかもしれないからそれは避けなきゃいけない。


昨日深澤くん経由で伝えられた場所に行くともうみんな揃ってて、

ラ「めめがラストだよ！！」

俺が最後らしい。

目「早いっすね。」

岩「正直いてもたってもいられなかった。」

…まだ30分前だけど。

風見さんにはこうなることまでお見通しだったのか俺が着いたすぐあとにやってきた。

風「ご案内します。」



連れてこられたのは大きな会議室みたいなところだった。

風「お連れしました。」

？「あぁ。では早速お話ししましょうか。」

え、すっげーイケメン…

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