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料理とムエタイ ページ11

Side Koji

次の日俺は変装したヒロくんとともに大阪に帰ってきた。はじめ見たときほんまにヒロくんかな？って思うぐらい顔変わっててすごいな〜って感心したわ笑

ヒロくんを追ってるやつには見つからずに帰ってこれた。やっぱりちょっと怖かったから安心しとる笑

俺の家は一応アイドルっていう職業やからセキュリティはしっかりしてると思う。やからヒロくんと一緒に暮らすことになった。最後までヒロくんは渋っとったけどな笑

でもこれでまだ完全に安心は出来ひんけどヒロくんを救うことができた。大切な人を失わずにおれた。

大丈夫。俺がみんなを守る。

でも今のままやったらあかん。もっと強くならな。
そう思った俺はムエタイをもう1回習いなおすことにした。


ジ「向井康二くんね。待ってたよ。とりあえず今どれくらい出来るか見てもいい？」

康「はい！お願いします。」

小学生の頃やってたのもあってジムの人からはええ感じやと言われて、選手と似た練習を組んでもらえるようになった。


関ジュの仕事をしてジムに行って帰る。そんな生活が始まった。

ヒロくんはしばらく家から出られへんからずっと料理の研究をしてる。この前作ってもらったカレーめっちゃ美味かってんけど。今度教えてもらお。

康「ヒロくんいつも夜遅くまで待っててくれてありがとうな。」

諸「いや俺が待ちたくて待ってるんだから気にすんな。それよりほんとにごめんな。変なことに巻き込んで。」

康「俺がヒロくんを助けたかっただけやからええの。今のところ見つかっとらんねやし、大丈夫。そりゃちょっとは怖いけど、ヒロくんおらんくなるほうが何倍も嫌やもん。」

仕事もムエタイも頑張らな。
東京で頑張ってるしょうとれんにもはよ追いつきたい。
自分の夢を叶えるために頑張ってるとうまにお互い頑張ろうって伝えたい。
ヒロくんのこと守れるようになりたい。



平「ジーコやっぱりすごいな〜」
永「俺らも頑張ろな、しょう。」
平「ジーコにも大吾にも流星にも負けんようにしなあかんな。とうまにも見てもらわなな！」

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